朝いらしたはずの師匠が、夕方再びご来店。
手にはまた美味しそうなお惣菜が…
「じゅうねん」
を使ったお惣菜2品。
じゅうねんとは荏胡麻のこと。
福島ではじゅうねんと呼ばれ、「食べれば十年長生きする」とも
言われる栄養価の高い食品。
ひとつはごぼうのきんぴらのじゅうねん和え。
こちらはじゅうねんをそのままから煎りして和えたもの。
プチプチとした食感と香ばしさがたまらない。
もうひとつはほうれん草のじゅうねんよごし。
すり鉢で擂ったじゅうねんがたっぷり。
深いコクと香りの高さ!味付けはお醤油と砂糖をほんの少し
だと思うけれど、師匠に教えてもらおう。
独特の味わいはごはんが進む一品。
夫君と思わず「美味しいぃぃ!」と声に出したほど。
いつだったかどこかの道の駅でじゅうねんを買って1〜2度使った切り。
胡麻が好きで普段は白・黒料理によって使い分けられるように
常備しているので、じゅうねんは
なかなか食卓に上らなかったのだけどまったく別物。
見直して使い分けして楽しまなければソンですね。
本日も本当に本当にごちそうさまでした。
ちなみにそれ以外の今夜のメニューは
帰りが早かったのでついつい作りすぎ…
・山芋のソテー
・玉ねぎのひたすら炒め(たなかれいこさんレシピ)
・あずきのオイルと醤油和え(たなかれいこさんレシピ)
・たらこのせ蒸し豆腐(渡辺有子さんレシピ)
・野菜ときのこの具沢山お味噌汁
晩酌に仁井田本家の自然酒燗誂を。
たらこ以外野菜だけだったけれど
お腹いっぱいの晩ご飯。
だいたい作り過ぎた日のおかずは翌日のお弁当へ。
食材が上手くまわっているこの頃。