お江戸へ

私用と仕事と諸々あって
定休日を使い、今月2度目のお江戸へ。
三春に比べればさぞかし暖かいだろうと
思ったものの昨日の日中以外は思いのほか肌寒かった東京。
今回の仕事は打ち合わせやら買い出しやら。
その合間に神楽坂で行われていた漆の宮下智吉さんの
個展の最終日に滑り込み。
今年の12月にはin-kyoでまた個展を開催する予定で、
その前に新作やずっと作り続けているお椀などを
またあらためて見ることができて展示のイメージがむくむくと
わいてくるようだった。
そして昨日は木工の渡邊浩幸さんと打ち合わせ。
長い長いスパンでものごとを積み重ねていくような
提案を渡邊さんがしてくれて、ここ数日モヤモヤしていたことが
晴れるヒントを与えてもらった気分。
誰かと何かをかたちにするのはこういうことがあるからおもしろい。
7月か8月に親子で楽しめるワークショップを企画予定しておりますので
乞うご期待!詳細は決まり次第「お知らせページ」にUPします。
その他は久しぶりに日暮里の生地問屋街へ足を伸ばしたり、
突発で連絡をしたというのに友人夫妻のお宅に
遊びに(晩ごはんまで!)行かせてもらったり、
15年以上通っている美容室へ髪の毛を切りに行ったり、
友人達がつくりあげた映像・音楽・空間に触れたり…
思いがけずバッタリとたくさんの人たちに会うことができた。
それでもまだ会いたい人、行きたい場所があるっていうのは
欲が深すぎるかも。また次回のお楽しみだな。
私の頭の中にメモリがあるとしたらもう情報が溢れ出るほどでメモリ不足。
東京は刺激がいっぱいだな。ほんの1年前まではその中に
とっぷりと浸かっていたというのになぁ。
あの頃はどこかフタをしてしまっていたのかもな。
しばらくはスルメを齧るみたいにしてこの情報を反芻しよう。
東京桜はまだほとんどが咲き始めたばかりだというのに
中にはこんな満開の木も

20170331-東京夜桜.JPG
帰りはできたばかりの新宿バスタから高速バスに乗って
帰ってみることにした。
新宿から郡山まで4時間。
バスからは咲き始めたばかりの桜をあちこちで見ることができた。
集中して本を読んだり、途中ウトウトしつつ、
三春に帰ったらやりたいことがどんどん頭に浮かんで来て
なかなか良い時間だった。
が、家に着いたらくったりとしてしまい、夫君が晩ご飯を作ってくれた。
玄米ごはん、お豆腐とわかめたっぷりのお味噌汁。
夫君の富山出張のお土産のお魚の照り焼き、山菜の酢みそ和え
レタスと新タマネギ、ニンジンのサラダ
私が出かける前に仕込んで行った鶏の胸肉の三五八漬けを
カブと一緒に土鍋蒸しにしたもの
お腹いっぱい美味しくいただきました。
無いものもいっぱいあるけれど、おウチはやっぱりいいな。