浴衣着て

今日も鳥越へ。
昼間はSちゃんがウチにやってきて
浴衣に着替えて鳥越SyuRoさんに顔を出す。
そして夕方から馬喰町のフクモリさんで行われた
「落語の日」夏の会へ。
チケットギリギリのところ、お友達のお陰で伺うことができました。
柳家花緑さんとそのお弟子さんの
台所お煮しめさん(おっと間違い!台所鬼〆さんでした!)
そして二十歳の緑君。
楽しいひとときと相なりました~。
大きなホールなどではないカフェでの落語は
細かな表情の変化まで見えて独特の臨場感。
花緑さんの表情やしぐさにぐいぐい引き込まれてしまう。
落語は言ってみれば独り芝居。
映像も何もないのにその風景が見ているひとたち
それぞれの中に広がっていく。
お殿様が向かった目黒のお山の景色も、
両国橋から飛び込んだ若い二人の姿もはっきりと目に浮かびましたよ。
うぅむ。おもしろいなぁ落語。
落語が終わってからは再び鳥越に戻って
お祭りのクライマックス、御本社神輿を見学に。
たいへんな人出だというのに、しんと静まり返る一瞬。
遠くに見える提灯の灯りや揺れ始めるお神輿が
見え始めると、次第にいろんな掛け声や音が
耳に届いてきてぞぞぞと鳥肌が立った。
なんとも言えない幻想的な風景。
落語とお祭り。
お江戸の夏が始まりました。