先日、発注をお願いした作品について
木工の渡邊浩幸さんと電話をしていた。
「こんな感じ」とか「こっちよりもうちょっと
深さがあるといい」とか。電話やメールよりも、
たとえ言葉は拙かったとしても直接会ってでしか
伝わらない空気というものがきっとあるのだと思う。
電話ではどうにも・・・という段になって「じゃあ
今から車で行きます」と渡邊さん。あっそうか。
家が近かったんだとようやくそこで気づく。
1時間後に家にやってきた渡邊さんに、サンプルを
色々見せて頂いた。そこであれこれ私の言葉を
もとにノートへササッとスケッチ。電話だけでは
こうスムーズにはいかなかっただろう。ササッと
スケッチをする渡邊さんにも「すごいなぁ。
先生っぽいなぁ」と妙に感心。まぁ先生も実際
されているんですけど。打ち合わせも無事終えて
コーヒーを飲みながらひと落ち着き。すると帰り際、
「もう用意しているかもしれないけどこれ良かったら
お店で・・・」と渡邊さんから手渡されたものは
キャッシュトレー用のお皿と大きなトレー。
まだまだそこまで気がまわっていなくて、
準備などしているはずもなく・・・。本当に嬉しい
頂きものでびっくりした。大きなトレーの方は
裏に手彫りの部分があって指の収まりが良く、
滑らず持ちやすいようになっている。これから
お店で大切に使わせて頂きます。私もこんな風に
ササッと気の利く人間になりたい。
そして今日は、渡邊さんともうすぐ結婚をする
真琴ちゃんのふたりにつくばへ連れて行ってもらう。
つくば山の麓にある美味しいお蕎麦屋さん
(かなりお話好き店主だけど)や、久しぶりに
Shingoster LIVINGへ行って伊藤夫妻に会うことも
できたし、近所に住むよしぼーにも声をかけて
お茶もすることができた。車さえ運転できれば
普段の行動範囲もかなり広がることはわかって
いるけど、ペーパードライバーはもうコワクて
なかなかそれができない。
私が運転できればチームちばらぎ(千葉+茨城)が
結成できるのに。