引っかかる。
といってもナンパとか詐欺とか
そういうのではなく、本当にひっかかったんです。ニットが。
先日、夕方駅付近を歩いていたら
学校帰りかな?友達何人かと一緒に走ってきた小学生とすれ違い・・・
そのまま私はそのうちのひとりの小学生に引っ張られた。釣られた魚みたいに。
その男の子がランドセルにぶら下げていたキーホルダーが
私のニットガウンにすれ違った瞬間にからまってしまったようです。
「すみません!」
3~4年生かなぁ。もう少しお兄ちゃんだったかな。
素直に謝られたのでこちらもおだやかに
「いいえぇ。大丈夫だよー」
と、こたえてあげた。笑ってしまった。
引っ張られたけど毛糸が切れていなかったし。
あ、でも切れたとしても咄嗟に怒ったりできたんだろうか。ああいうときに。
どうやら私はそんな回路は切れているみたいだ。
怒るよりも笑ったりシアワセになるためにエネルギーは使いたい。
エネルギーの量が決まっているのだとしたらなおさらのこと。