関東は梅雨入りをしたそうですがどうやら空梅雨の様子。
ここ三春はまだ朝晩は肌寒い日もあるほどで、
そうかと思えば日中は夏日のような陽射しと暑さの日も。
なかなか不安定な空模様が続いています。
日記を更新していないうちに
急なことでこの定休日は千葉の実家へ帰ることに。
自分が歳を取るということは同時に両親もということ。
離れて暮らしている分、心配なことも増えるものです。
が、会って顔を見ればお互い安心をして
どうにか折り合いというのか、「大丈夫」と言い聞かせて
帰ってきました。
ま、母は強しです。いつもたいてい笑って
あまり悪いことも口にしません。
私もそうありたいと思いつつ、まだまだ母の存在を越えることはできません。
本当の意味でのたくましさは何かあっても
しなやかに笑っていられることなんじゃないだろうか。
母を見ているとそう思います。
先週の定休日に訪れた会津の三島で購入した
採れたてのわらびをその日のうちに重曹でアク抜きしたものと
ニシン(再度チャレンジして山椒漬けにしたもの)を
父の日のプレゼント代わりに持って行きました。
昔に比べ、酒量が減った父のお酒のアテに。
巣立ち
そういえば昨年もそうだった。
毎日ツバメの成長を楽しみにしながら
お店を営業していたこちらとしては、
世話など何もしていなくてもやはり愛着がある。
それが突然。
今朝お店に行くと巣の一部が崩れていた。
何か他の動物に教われたのでは!?と心配したのもつかの間、
まだ飛び方がおぼつかないツバメが数羽、近くを飛び交っている。
巣は空っぽかと思いきや1羽だけが残されているではありませんか。
末っ子だったのか。まだ羽もフワフワとしていて
飛び立つのはもう少し先なんじゃないだろうか。
って思って定休日明けに姿が見えなかったらとても寂しいのだろうな。
巣立ちは成長の証。喜ばしいことなのだけれどちょっと切ない。
が、また来年。
ツバメは元の場所に帰って来ることが多いらしい。
雷ゴロゴロ
ゴロゴロ…
なんてかわいいもんじゃなかった。
ズシーン!ズシーン!と地響きがしそうなくらいの大きな音で
雨も窓から見る外の景色が白く煙るほど。
そんなこんなな明け方。それで一度目が覚めてしまいました。
今日は毎日着たくなるような
素敵なコットンのシャツを中心に展開する
AIR ROOM PRODUCTSのカモクニマサさんが
10月に開催する展示の打ち合わせを兼ねて
はるばる三春まで足を運んで下さったのです。
だから明け方のあの空の様子では
カモさんずぶ濡れになってしまうーーーー。と心配していたのですが
カモさんの日頃の行いのお陰でご来店の時間帯には
ちょうど晴れ間がのぞき、駅から歩いてin-kyoまで来て下さいました。
(帰りも雨に降られることなく無事郡山までバスでお帰りになりました)
お店の空間を見て頂きながらの打ち合わせ。
私としても安心してイメージを伝えることができる&
話をしながら具体的なイメージが広がるのでとても有り難かったです。
お忙しい中時間を作って下さって感謝致します。
カモさん本当にありがとうございました!!
気持ちの良い白のシャツがズラリと並ぶ様子はさぞかし
清々しいだろうなと思います。
そして同じコットンでもあらゆる生地、デザイン、で着心地も
印象も違って来るのでそれだけでも選ぶのが楽しくなってしまいますよ。
その他にもコットンとヤクの毛の混紡のスエットシリーズなども
おそらくシーズン的にはピッタリかと。
期間中には朗読家・岡安圭子さんの朗読会も企画予定しております。
こちらもぜひ一度体験して頂きたい贅沢な時間です。
考えているだけでワクワクしてきました。
しっかり熟成させて準備しますのでどうぞお楽しみに。
詳細&DMができあがりましたらまたお知らせ致しますので
もうしばらくお待ち下さい。
寄り道
春先からウォーキングをスタート!と
張り切っておりましたが、いや実際に歩いてはいるのですが
いわゆるスポーツとしてのウォーキングとはやはりいかずに
私の場合は散策。しかも朝からかなり寄り道、まわり道の散策通勤と
なっているのが現状。運動にはなっていないかもしれないけれど
ずいぶんとリフレッシュできていると思います。
三春の山々に咲く花や木々の緑の美しさにも目を奪われるのですが
町中のお宅の庭先は草花をきれいに育てていらっしゃる方が多くて
それだけでもキョロキョロしながら歩くのが楽しいのです。
そういえば昨年はあのあたりのお宅に芍薬が咲いていたなぁとか、
あやめの黄色がきれいなお宅とか…
私が大好きなお庭のお宅はこれから次々と
いろんなバラが咲き始める。そして入り口には可愛らしい白い花が満開。
何年もかけてお庭作りをされていると立ち話をさせて頂いたときに伺いました。
夢のようなイングリッシュガーデン。
木漏れ日も美しく、町行く人の目も楽しませてくれるお宅があちこちに。
ご近所で
NAOTの展示が終わってからの数日は
あーっという間に過ぎて行きました。
先週の木曜日には福島市にある福島民報新聞本社で行われた
「民報サロン」で同じ時期に連載をされていた方々との
交流会に参加してきました。
はじめは緊張していたものの、自己紹介を兼ねた連載時の感想を
伺っていたら、県内でも各地域からいらしたみなさんは
興味深い方々ばかり。なかなか普段はお会いできないような
職種の方もいらしてとても貴重な時間となりました。
三春で暮らすことになって1年足らずのこの私が
地域に根ざした新聞の、しかも人気長者コーナー「民報サロン」で
文章を書かせて頂くなど、はじめは尻込みをしていたのですが
身近な方々が喜んで下さったことがとても励みになり、
そのことで「書くこと」がたとえ大変でもこんなにも楽しいことだと
感じることができました。
連載は終わりましたが、個人的に三春のこと、暮らしやお店のことは
これからも書き続けようと思っています。
そんなこんなで気持ちはずっとハイ状態の一方で
身体をずいぶんと酷使していた上に気圧の変化も加わって
いよいよ身体が白旗を振り始めたので、私の駆け込み寺?のような
ご近所のセラピスト「ゆったり空間うらら」さんのところへ。
しっかりとケアをして頂き、翌日はウソのように目覚めがすっきり。
軽やかになって姿勢までよくなりました。
そしてアロマの香りで普段からリラックスさせたいときは
メディカルアロマテラピーも学べるこれまたご近所の「Thyme」(タイム)さん。
歩いてすぐの場所に心強い方々が。有り難いことです。
夢のような、お祭りのような
NAOT キャラバン、3日間の会期を昨日終えました。
期間中は天候にも恵まれ、むしろ夏日のような暑い日々でしたが
たくさんのお客様にご来店頂きました。
遠方からお越しの方も多く、本当に皆様ありがとうございました。
そして遠方といえば、奈良からはるばる三春まで電車で5時間以上かけて
やって来てくれたNAOT代表の宮川さん、スタッフの森さんが来てくれて。
東京からはカメラマンの大沼ショージさん 萬田康文さんのお二人が
出張「喫茶カワウソ」を開催するために駆けつけてくれて
さらにショージさんの写真も設営して頂きました。
みんなのお陰でみっちりと3日間、充実した夢のような3日間でした。
心から感謝しております!
みなさんが靴を履いたときの嬉しそうな表情を見ては
こちらが幸せな気持ちにさせて頂いた受注会でした。
ご注文を頂いた皆様へのお届けはもう少々お時間を頂きますが
楽しみにお待ち下さい。
(早い方だと今週末。在庫が現在無いものに関しては7月中頃とのことです)
大沼ショージさんの写真は引き続き6/11(日)まで
展示をさせて頂くことになりました。
この機会にぜひコーヒーや紅茶を飲みながらゆっくりとご覧下さい。
NAOTキャラバンはこのあとは来月6月に札幌へ。
そして福島県内ですと福島市のutsuwa garally あんざいさんで
常設でお取り扱いされています。
お近くの方はぜひ!
五月晴れ
週末から昨日までお天気がぐずつき、
そんな中三春小学校は日曜日に運動会。
子供は風の子なんですねぇ。
雨の中でも元気に楽しんでいたようです。
今日は久しぶりの五月晴れ。
緑がぐんぐんと勢いを増し、迫って来るよう。
ほんの1ヶ月前は桜もまだ開花したばかりという頃だったのに。
明日、明後日の定休日を使って
店内をNAOT キャラバンの設営に向けて
大きくレイアウト替え。
期間中はNAOTのカタログ撮影も担当したことのある
カワウソ・大沼ショージ氏の写真の展示も行いますのでこちらも必見。
今回のキャラバンのために無垢材の木製フレームも制作したのだそう。
20日はNAOTチーム&チームカワウソ、
そしてご近所えすぺりさんも加わって
我が家で「スナックちえ」と称した打ち上げも企画中なので
その仕込み?もあって気忙しい。が、全部込み込みで楽しみ。
今週末のin-kyo。 どうぞお楽しみ。
母の日
一昨日、実家の母に電話。
他愛もない話でも(いや、他愛もない話だからこそか?)
電話を通して実家の陽のあたるリビングにある
ソファがある辺りが頭に思い浮かぶ。
が、今はそのリビングは建て替えのためにすでに無い。
梅雨に入ってからの空の様子次第だが、
7月の頭には新しい家ができるらしい。
実家なんだけど、実家じゃないその感じも
まだまったく想像がつかない。
母の日のプレゼントは、モノが増えても困るだろうから
家が建ってからあらためて。
引越の手伝いとごはんを作りに行くのが一番だろうな。
そして昨日は夫君のお母さんに
くまがいさんの展示のときに気にしていた様子のマグカップを。
お父さんは展示のときに自分でブルーの水玉のマグカップを
選んで、それで毎日コーヒーを飲んでいるらしく、
それならばと釉薬違いのお揃いのかたち。
今朝、早速コーヒーをいれてそのカップで飲みましたと
画像付きのメールが届きました。かわいいお二人です。
人に喜んでもらえるとやっぱり自分も嬉しいもので、
シアワセの連鎖ってそんなシンプルなことなんじゃないかなとつくづく。
NAOTのこと その2
昨日の日記。NAOTの靴について触れる前に
思いがいっぱいになって終わってしまったので、
大事な靴のことを。
まずはNAOTのホームページでその詳細と
来週に控えたin-kyoでのキャラバンのラインアップを
ご覧下さい!
NAOTとはそもそもイスラエル製の靴。
その日本の輸入代理店になっているのが
宮川敦さんが代表を務めるNAOT NARA とNAOT TOKYO
私がNAOTを履き始めるきっかけになったのは
お客様からすすめられたこと。
「立ち仕事をしてるなら絶対履いた方がいいですよ。
疲れ方が違うし、走ることだってできますから!」
って。笑
そしてNAOT TOKYOで実際にフィッテングして購入したのが3年前。
お店で走ることは無いにしても確かに疲れにくく、
むくみづらくなった私の足。
何よりはじめてNAOTの靴に足を入れたときの
包み込まれるような気持ち良さは今でも覚えています。
もちろんNAOT以外の靴も大好きで履いているものが
何足かあるのですが、普段お店にいるときは大抵がNAOTの「IRIS」(アイリス)。
色はアイボリー、チェスナット、マットブラックと履いて、
どれも恥ずかしいくらいに自分の足のかたちにフィットしています。
誰か別の人の靴と間違えて履いてもきっとわかると思うほど。
痛んだものはメンテナンスもして頂きました。
そんなアフターケアの相談にのってくれるのも心強い。
人間の身体能力って案外と高くて、環境に適応しようと頑張ってしまうように思うのです。
それは良いことでもある反面、例えば靴の場合、
足に合っていない靴をなんとなく履いてしまっていても
なかなか気づかず疲れたり、腰や足に負担をかけてしまっているなどのマイナスの面も。
履いていて快適で、さらに嬉しくなるような一足。
私は今回の受注会中に履くために、GENEVA(ジェネバ)のホワイトを
予約してみました。
年齢を問わず、(メンズもありますので!)楽しんで履いて頂ける靴ですので
たくさんの方にご覧頂けたら嬉しいです。
NAOTのこと
NAOTの代表・宮川さんがFacebook上で
in-kyoでのNAOTキャラバンの告知をして下さいました。
その中でNAOT東京店をはじめるときに、不安を抱いていた宮川さんに
「来てくれて良かったよ」と私に言われたことが忘れられないと
書いてくれました。
そんなことを言ってたのか…と、無責任に私の記憶はおぼろげ。
が、今でも本当に変わらずそう思っている。
駒形にある楠ビル。
1Fにはサルビアの事務所。
2Fはカメラマン・大沼ショージ氏と萬田康文氏の写真事務所「カワウソ」
その上の階、3FにはNAOT TOKYOが毎週金土のみOPENしている。
お向かいでは月に1度、月イチshopとしてサルビアもオープン。
このビルから歩いて1分のところにあったin-kyo。
NAOTは週末の2日間オープンで、東京スタッフに加えて
その度ごとに奈良からスタッフが(宮川さん自身も)通っている。
スタッフみんなが本当にお客様ひとりひとりを大事にしていて
フィッテングも接客もとても丁寧。
はじめて接客したお客様のことや印象深かった話など
たくさん聞かせてもらったことは私の励みにもなっている。
休憩中にコーヒーを飲みに来てくれたり、
イベントのときには椅子を借りに行ったり。
一緒に宴をしたり、あれこれ仕事のこと、世の中のこと、
今考えていること、やりたいことなどを話したりしていた。
それでずいぶんと支えられていた。
in-kyoが移転したその後も楠ビル全体は無くてはならない場所。
「来てくれて良かったよ」
三春で久しぶりの再会。
私自身がとても楽しみ。
以前に撮ったカワウソからの眺め ↓