先月22日「生きるための料理」(リトルモア刊)の出版記念で行った
たなかれいこさんのトークイベント。
この日は東京マラソンの日で、地下鉄出口が一部封鎖や、
道路の横断ができない箇所があったりと、
参加者の方々には(たなかれいこさんやリトルモアの皆さんにも)
この日に設定をしたことで大変ご迷惑をおかけしましたことを
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
トークイベントでは本のお話だけでなく、
事前に参加者の方々から頂いた質問を交えながら
たなかれいこさんにたくさんのお話をして頂きました。
私自身は、かなり影響を受けながらも、
すべてを同じようにとはなかなかできていません。
それでも「これをちょっと変えてみよう」のちょっとで、
気持ちも体も少しずつ変わっていく感覚を味わっています。
それがすごく面白いのです。
そしてレシピはどれも美味しいのです。
(夏のレシピは夏になったら作ります)
○ とか × とか。 正しい、正しくないとか。
これを食べたら健康になるとか。そんなことじゃなく。
健康になるために食べているのでも、
長生きするために食べているのでもないのですよね。
自分らしく生きるための食であり、暮らし方なのかなと。
ミルブックスから出版されている「食べると暮らしの健康の基本」の
イベントを昨年in-kyoで開催させて頂きました。
たなかさんにはそのときに初めてお会いしたのですが、
印象的だったのが「暮らしをデザインする」という言葉。
食べものも暮らし方も自分で選び取って積み重ねてかたちにしていく。
自分の軸をどこへ持っていくかを決めるのは簡単ではないけれど、
面白がりながら自分で探っていく日々は案外と幸せだと思うのです。
誰のものでもなく自分の幸せのかたちをつくっていく。
それにはまだまだ知らないことばかりだなぁと
今回もたなかれいこさんのお話を伺いながら思った次第です。
知ったら、自分なりに掘り下げることも大事だなと。
また612のお教室にも通いたいと思っている今日この頃。
お礼が大変遅くなりましたが
参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。
はじめての徳島行き(思い出し日記)
15.16日の定休日を使って、徳島県へ行ってきました。
aalto coffeeの新しいお店、「14g」(ワンフォージー)でのイベント。
Openのお祝いを兼ねて(といってももうずいぶん経ってしまったけれど)
遊びに行くつもりが、「せっかくなら何かやりましょう!」の
庄野さんのひと声で、NAOTの宮川さん、巣巣の岩崎さんと
トークイベントを行うことに!
しかもカフェの店内で私は日中、コーヒーをいれさせて頂くことに!
なんだかとっても充実した一日になりました。
ハンドドリップで何十杯といれたコーヒーですが、
美味しそうに店内でゆっくりと飲んで下さっているお客様の姿を見たら
疲れなど何処へやら?
とにかくたくさんいれる!じゃなくて、1杯1杯、この人のためにいれる。
そのことをしみじみと味わうことができて楽しかったです。
ご来店下さった皆様本当にありがとうございました。
トークイベントでは庄野さんも含めて4人とも店主という立場から
「お店をはじめること 続けること」をテーマに、
お店を始めたきっかけや、日々の中で大変なこと、お店をやっていて
良かったことなどをお話させて頂きました。
これからお店を始めようと思っている方々への
良きアドバイスにも、参考になることも少なかったかもしれません。
ただ、好きなことを続けるのは楽しいことばかりではないけれど、
必死になって頑張って日々を積み重ねている人がいる。ひとりじゃない。
お店をやる、やらないに関わらず、そんなことが少しでも伝わっていたら嬉しいです。
14gというお店では、aalto coffeeの美味しいコーヒーが飲めるのはもちろん、
毎朝焼きたてのパンが食べられます(テイクアウトも!)
広いスペースでは展示やライブ、コーヒー教室なども
行われているようですよ。
人が集まる素敵な「場」がまたひとつ。
私が徳島へ行くきっかけにもなった場所、人、モノ。
庄野さんご夫妻、スタッフのみなさん、お世話になりました!
空港から外に出て見える小さな島々と穏やかな海が印象的でした。
歯医者
区の健康診断、歯科検診が今月までという
お知らせが届いて(なんて親切な区なのでしょう)慌てて予約を入れ、
近所の病院へ滑り込み。
何でもかんでもこんな具合にギリギリなのを本当に今年こそ改めたい。
しばらく行っていなかった歯科医院では案の定、
歯石と虫歯の指摘を受け、通院が決定。
本来ならどこの歯医者を選ぶべきか、じっくり検討したいところでは
あるのだけれど、お店をやっていてはそうも言っていられず、
家から1分の、しかもお店が終わってからでも急げば間に合う時間まで
受診をしてくれる歯医者さんへ。
いやぁ遅くまで本当にありがたいです。
ここの歯医者さん、不思議なのは診察室にテレビがあること。
診察台に寝ても見られるような高い位置にテレビが設置してあるのはいいのだけど、
んー。たぶん誰も見られないのでは?
だいたい治療中は皆さん目をつむるだろうし、
何たってあの「ウィーーーン」という音で何も聞こえないし。
治療が終って口をゆすいでいるときも見られないし。
誰のためなんだろう?とっても不思議。
実家の近所にあった歯医者さんには待合室にテレビがあった。
診察室から聞こえる音を気にしないように、気を紛らわすように
テレビに一心に集中しようとしていた子供の頃。
今も変わらない。痛みよりも何よりもあの音が苦手なのです。
昨日は歯石の除去をして頂いた。
「口をゆすぐとびっくりするくらい血が出てますが驚かないでください」
と、言われて「はーい」と生返事をしたものの
忠告通り大量の血が出ていてびっくり。
ここの先生も歯科助手の方もみなさん親切で助かります。
通院はしばらく続きそう。
陽射しが春めいて
寒さが厳しい日が続いていますが、
節分が過ぎ、立春も過ぎ、陽射しがなんとなく
春めいてきたような気がします。
今日は陽射しだけでなく、気温も3月上旬頃の陽気だったとか。
昨年花壇に植えたヒヤシンスも花芽を出し始めました。
先週末は『出張!たべるとくらしの研究所+utsuwa gallery anzai』を
6日〜8日の3日間で行いました。
期間中にお越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
安斎久子さん、明子さん、8日のお米を炊いて、
しかも色々とお手伝いをして下さったお米農家の山崎さん。
一緒にイベントができてとても嬉しかったです。ありがとうございました。
おやつの日のケーキは陽光のタルトタタンと紅玉を使ったりんごのタルト。
さすが果樹園の嫁は、りんごの品種の違いによる味わい、
食感などの特徴を使い分けてそれぞれのケーキに。
飲み物はたべるとくらしの研究所で仕込んだ酵素ゆず茶と、
あんざい果樹園のりんごジュースのためにteteriaの大西さんが
ブレンドしたローズとラベンダーのハーブティー。
翌日のお弁当の日も同様に、たべるとくらしの研究所の
理事長が世話をした野菜たちや山崎さんちのお米、
手作りの調味料や保存食…いろんな人の顔が見え、手がかけられた
お弁当は食べた人をきっと笑顔にしてくれるんじゃないかなぁと
思いました。早々に売り切れてしまって申し訳ありませんでした。
日曜日は安斎久子さんの出番。
ワークショップのメニューは、
安斎家でもう何度も口にしているものばかりをリクエスト。
丸々と太った冬の大きな大根をいろんな料理に使って、
みんなで手を動かしながらおしゃべりもして、
モリモリ味わって、笑って。
何gとか大さじ何杯?とかはだいたいで。
この日はいわゆる料理教室ではなく、
安斎家の食卓の空気のようなものをほんの少しでも味わって頂いて、
料理は、嫁の明子さんが台所でお母さんから教わるような、
そんな時間にできたら…という会でした。
それぞれの家庭で好みの味付けで。
また「この組み合わせもあるかも!」とか
「味付けを変えれば中華風にも洋風にもなるかも?」などと
想像が広がって、食卓がもっと豊かに楽しくなるきっかけになればと。
〆のおやつは明子さんのりんごをたっぷり使ったケーキ。
ワークショップが終わった後も話は尽きず、シアワセな時間でした。
明子さんがお話してくれた言葉。
「幸せは足元にあると思うんです」
幸せの青い鳥ではないけれど、
どこか遠いところにあるのでもなく、
人を羨むのでもなくここにある。
今回のイベントは昨年の「つながって、輪になって」に続いて
開催したものでした。人が集まって話をして。
そこにはあたたかな美味しいものがあって、それを囲みながら
抱えた悩みをほどくような笑顔が生まれたり。
元気になるような「場」
こうした機会を今後もつくっていけたらと思います。
晴れました!
朝からじゃんじゃかと降っていた昨日の雪。
心踊るような景色なんだけれど、
昨年のお店まわりの雪かきを思い出したら
「どうか積もりませんように」と心で祈り…
その願いが通じたのかどうか、今日は嘘のようにきれいに晴れました。
が、風が冷たい一日でしたね。
さてさて。
以前の日記にテレビドラマのお仕事をさせて頂きましたと書きましたが
ようやく情報解禁となりましたのでお知らせを。
NHK総合特集ドラマ 「紅雲町珈琲屋こよみ」
2015年4月29日(水・祝) 19:30〜20:43
吉永南央さん原作「萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ」より
ヒロインは76歳のおばあちゃん!
器を扱い、コーヒー豆の販売と
美味しいコーヒーが試飲で飲める素敵なお店を営むお草さん。
こんな素敵な年の重ね方をしたいと思えるような
カッコいいおばあちゃんの生き方が描かれたドラマです。
主演は富司純子さん。
役者の方もスタッフの方も、美術(セット)も
その他関わった方々全てのみなさんのエネルギーが
ぎゅーっと凝縮してました。
私はコーヒーまわりのコーディネイトとコーヒーのいれ方などを担当。
編集されたものは私もまだ見てませんが非常に楽しみです。
ってテレビが家に無いのでどうしよう?笑
まだ少し先ですがぜひご覧ください。
バトン
かわしまよう子ちゃんが2日ほど宿泊をした翌日、
札幌のたべるとくらしの研究所のどっちゃんが続けて宿泊。
ホテル…っていうよりは民宿か。
彼女たちが宿泊している間、
自分の世界の中では開かない扉がパカーンと開くような出来事や
思考、視点を感じることができて…なんていうと大袈裟だけど
とにかく合宿のような日々が楽しかった。
昨日はどっちゃんもまた旅立ったので
家に帰ってポツンとひとり。
寂しくないと言ったら嘘だけど、
元気の「気」を二人にもらった気分。
私も私の毎日を頑張ろっと。
と言っているところで大変申し訳ありませんが
明日1/28は諸事情でお休みを頂きます。
何卒ご了承ください。
かわしまよう子さん 雑草教室 春の七草粥 編
秋の雑草教室に引き続き
2回目となるかわしまよう子さんのワークショップ。
今回は新年を迎えて、春の七草粥を頂きながら
(お粥はお米農家・山崎さんちの『ひなたの粒』の玄米で作って、
そこへ山崎さんちのお餅を入れてトロリとしつつ腹持ちの良いお粥
春の雑草たちのお話にはじまり、草の名前、
自己紹介を兼ねて参加者のみなさんのお名前の由来を伺う時間。
そして今回はほんの少しみなさんで外を散歩しながら寒空の中
足元で大地に根を張って花を咲かせる雑草を探す時間。
ささやかではあるけれど豊かで、しあわせで、
雑草の生き方に励まされるような良い時間となりました。
かわしまよう子さんとはかれこれ15年くらいのつきあいとなりますが、
沖縄へ移住して5年が経つという彼女は、
たくさんのことを積み重ねて沖縄でも素敵な場所づくりを
はじめています。
住む場所は遠く離れているけれど、
進もうとしている方向や、存在は近くに感じることができる。
ありがたく尊敬している友人。
良い言葉がたくさんあったけれど、そのひとつ。
「生命力が強い」というのは、自分の生きたい場所で、
生きたいようにいきるということ。
それぞれの命が、雑草のように、自分のいたい場所で「生」を
全うできますように。
と。
冷たい雨
昨日は東京でも雨に混じって雪がちらつき、
今日も一日冷たい雨降りとなりました。
携帯に続いて今度はパソコン。
古いパソコンに住所録が保存してあったのを
昨日の朝、作業をしようと開こうとしたら…ファイルがまるごと無い!?
パソコン自体も立ち上がりにくく、瀕死状態。
顔面蒼白(かどうかはわからないけど、気分としては)、
どうにかなるさと自分に言い聞かせるものの、どうにもならないままで
落ち着かない気分のまま昨日は過ごしておりました。
今朝、ネットで調べた方法で一か八かと試してみると…
どこからともなく、何事もなかったかのように
ファイルが無事復活!
ネットに書き込んでくれた見知らぬお方。ありがとうございます。
すぐさまバックアップ。念のためプリントアウトも。
電子機器に振り回されているこの頃。
何の教訓なんだろう? 色々リセットってことかな?
部屋も片付けたし。
さてさて。
今夜はかわしまよう子ちゃんが沖縄から我が家へ泊まりに来る。
週末はワークショップがあるのでその準備。
南国沖縄から来たら今日の寒さは堪えるだろうなぁ。
湯たんぽ2個用意しとこう。
家ごもり
この定休日は本当に本当に久しぶりに
1日中家にこもっておりました。
原稿の締め切りが迫っていたというのもあったのだけれど、
自分が意識していた以上に疲れが溜まっていたようなので、
ここらへんでひとまず小休止。
化粧もせず、人にも会わず。
ゴソゴソと家の片付けやら掃除やら洗濯やら
猫が毛づくろいをするように、身のまわりを自分が
居心地のいいように、黙ってもくもくと自分のペースで整えることで
疲れも和らいでいくというのか。
なんだかそういうことが好きだったりするのです。
洋服などもバザー行き。
処分。
保留。
と仕訳してクローゼットも気分もスッキリ。
旅に出るのももちろんリフレッシュになるけれど、
こんなリフレッシュもある。
携帯が生まれ代わり!
重い腰を上げて秋葉原・ヨドバシカメラの2階へ。
携帯の画面が割れて、いよいよ反応が
鈍くなってきたので持ち込みで修理をお願いすると、
結局本体ごと代替え品の新品と交換。
アップルケアに入っていたので、
大きな負担なく1時間ほどで受け取ることができました。
こんなことならもっと早く行けば良かったな。
とも思ったものの、そんな余裕も時間もなかったのだ。
私がちんぷんかんぷんなのをすぐさま察知して、
とにかく親切に対応してくれたクイックガレージのお兄さん。
ありがとう!
画面が割れていないというのは
こんなにもノンストレスなんだな。