曽田耕さんの100bagsが
今週の金曜日から始まります。
すでにお知らせのページや店頭でのDMを
ご覧頂いている方も多いと思いますが、
小さなコインケースから男性の方が斜めがけできる大きなバッグまで
全部で100点!
いつものin-kyoとはきっとがらりと雰囲気が変わって、
そこはあたかも曽田さんのアトリエの一部のような雰囲気になるのでは?
と、私自身もとてもワクワクしています。
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これはかれこれ10年くらい経つ曽田さんのラスカバン。
ずいぶんと味わいが出て育ってきました。
曽田さんのアトリエでできたてのラスカバンを見ると、
その白さにびっくりします。
ゆっくりと徐々に。
自分が歳を重ねていくのと同じ
時間を積み重ねているもの。
しかもそれが日常の中で手にしているものを
あらためて見直すととても新鮮。
展示で旅立っていくバッグたちもこの先それぞれの場所で、
それぞれの時間の流れの中で育って行くのでしょうね。
どうぞどうぞこの機会にぜひお越しください!
生ききる
どこでどうやって暮らしていくか。
自分らしく生きるとはどういうことか。
別に立派なことをしようなんて思っていないし、
自分に関しては、遠い未来のことを
あまり考えられなくなっている。
だからなおさら今を生ききるということを考えよう。
今日、吉祥寺のキチムで行われたオーガニックベース
奥津夫妻のトークイベントにOさんと行った帰り道に
そんなことをあらためて思った。
お二人とはまだじっくりとお話をしたことはないのだけれど、
なんだか会えて良かったなぁと思える方々なのです。
鰻
もともとご馳走ではあるけれど、
鰻を食べるのがどんどん難しくなってきている。
子どもの頃は近所に鰻屋さんがあったし、
(今でもそのお店はあるけれど)
お参りに行っていた成田山では参道に鰻屋さんが
何件も軒を連ねていた。
パタパタと団扇を扇ぐ音と香しいタレの焦げる匂い。
最近行っていないけれどあの風景はあのままだろうか。
ご馳走ではあったけれど、案外と身近な食べ物でもあった。
土用の丑の日も食べはぐり、
この夏、鰻とはご縁が無いのかしらと思っていたら
先日Y崎家が友人宅での集まりの際に串焼を差し入れしてくれて、
そして今日は三島帰りのD君に蒲焼をお土産で頂いた。
焼き直してもフワフワしていてとっても美味しかった。
今のところ夏バテのような体調不良にはなっていないのだけれど、
やっぱり鰻を食べると元気になる。(気がするなぁ)
近くてもまだ入ったことのない「前川」もいつか行ってみたい。
いつか・・・と言ってる間に日本の鰻がいなくなってしまいませんように。
たくましく
お盆期間中に営業するのは今年がはじめて。
どんなもんでしょう?と営業してみたけれど、
実に静か。東京のお盆ですね。
車も少ないし、観光地浅草ですら暑さのせいなのか
この辺だとみなさんスカイツリーへ行ってしまったのか
人が少ない。だからかどうか?心なしか空が澄んでいて
夜空がきれい。いつもより夜の色が濃い。
昨夜は沖縄からKちゃんが来ているからと、
Oさんと3人でともすけさんへ。
ともすけさんもお盆だけど営業中。
お休みをしているお店も多い中、
美味しいごちそうにありつけて助かりました。
沖縄の暮らしについてあれこれ話をしてくれたKちゃんは
日焼けをしてさらに心身ともにたくましくなっていた。
でもそれは沖縄という土地だけがそうさせたのではなく、
どう生きるために土地や環境、暮らし方を
選択するかという彼女の生き方の、覚悟の、現れなんだろうな。
よく食べ、よく飲み。
大変なこともきっと多いだろうけれど
それを跳ね返すほどの太陽のような笑顔。
見ていて清々しかった。
いい刺激をもらった夜。
蔵前でも
家の近くには公園があるので
セミの鳴き声はそこで耳にしていたけれど、
今日は蔵前でも。
ミーンミンミンミーーーン。
ジィィィーーーーーー。
ずいぶんと近くから聞こえたけれど、
江戸通り沿いの銀杏の木にでもいたのでしょうか。
花壇には最近アゲハチョウやシジミチョウがひらひらとやって来る。
「自然」と呼べるほどのものではないけれど。
幼い頃、当たり前のように目にしたり耳に届いていた「夏」がここにも。
今日から通常営業です
お盆の中日は早起きをしてお墓参りに行くのが
うちの実家の辺りの習わしになっている。
きゅうりとナスも動物のように見立てたりなどせず、
采の目に切って、生のお米を混ぜたものを
お墓にお供えするということも。
お花も水も新しいものに取り換えて。
送り盆まではいられなかったけれど、
亡くなったおばあちゃんに挨拶ができて
少しすっきりしてその足でお店へ。
今日は地方から観光で東京へいらっしゃったという
お客様が足を運んでくださいました。
暑い中、本当に有り難いことです。
迎え盆と昼寝
昨夜は暑さで眠れず。
実家の私の部屋にはクーラーが無く、
扇風機の風だけでは寝苦しくて3時くらいには目が覚めてしまい、
それきり朝まで眠ることができなかった。
つけっぱなしの実家のテレビを
見るともなく見ていると、1日に何度も何度も同じニュースが繰り返される。
熱中症で無くなった御老人。
高知県の四万十で最高気温が41℃。
普段テレビを見ないからか、それらのニュースに
「驚異的な暑さ」という暗示をかけられたような気になって
なおさら暑さに参ってしまいそうになる。
テレビは今の私にはやはり刺激が強すぎるのだな。きっと。
父がテレビを見ているので消すに消せずに、
私は持ってきた「木皿食堂」をクーラーの効いたリビングのソファで
ゴロゴロと横になって読みはじめた。
本の中に入り込んだらようやく落ち着いたようで
本を読んでは寝て、読んでは寝てを繰り返す。
夏休みらしいひととき。
仕事を少し持ってきたというのに結局手をつけず。
夕方には兄も帰って来て父と3人でお墓にご先祖様を迎えに行く。
家に戻ったら晩酌がスタート。
父の術後の経過も良好そうなのが何より。
が、ちょっと調子に乗って飲み過ぎていたようだけれど。
実家へ
今年はお盆期間中、お店を営業することにしたので
(といっても13日はお休みを頂きましたが)
実家へ帰ってのお墓参りも迎え盆と
2日目の朝のお参りだけにすることに。
ご先祖様ごめんなさい。
自分の家のことやお店のこまごまの仕事を片付けて
今日から実家へ。
大音量のテレビ。蚊取り線香の匂い。
ぬるい風をかき混ぜる扇風機と
近所の農家さんから頂いた山盛りの夏野菜・・・。
小さな頃から見慣れた実家の風景。
あぁ今年も一緒だ。
でも心から無邪気にホッとしていない自分もどこかにいたりして。
両親が歳を重ねていることをしみじみと実感し、
実家は両親の暮らしがある場所で
私の暮らしの気配はそこにはないということに
今さらながら気づいたりして。
寂しいというほど感傷的なものでもないのだけれど、
気づいてしまったそのわずかな違和感が不思議に感じられた。
雷が
今日はオカズデザインのアトリエ「カモシカ」で
行われている夏休みイベントに行く予定だった。
以前、オカズ夫妻と一緒に旅をした高知で訪れた
terzo tempoさんがいらっしゃってあの美味しい美味しい
かき氷をご用意されると聞いては!
と張り切っていたものの、暑さに負けて家を出るのが
遅くなったのがいけなかった・・・
雲行き怪しく、集中豪雨は免れたものの
電車が途中で止まってしまって動く気配がまるでなし。
その後の予定もあったので、泣く泣く引き返すことになってしまった・・・
で、その後の予定とは友人宅でのごはん会。
今日は持ち寄りではなくU夫妻が手料理でもてなして下さったぁ。
美味しかったなぁ。
今に始まったことではないのだけれど、
飲んでしまうと特に物忘れがひどいので
美味しかったお料理のレシピを簡単にメモ。
ココナッツミルクとバジル、グレープフルーツの組み合わせ。
そして味付けはナンプラー!?は今まで知らない味なのに
目の覚める美味しさだった。メモメモ。
ヒトのお家だというのにU家にいるとついつい寛いでしまう。
飼い猫のタビさんと一緒になってウトウト・・・
デート
デート・・・
と言って恥じらう歳はとうに過ぎているのに・・・
いや、40歳も過ぎるとかえって恥ずかしいのかもしれませんねぇ。
正真正銘独身女子なので
(女子じゃなかった。女性でした。はい)
いつそんなことがあろうと誰にも遠慮は無いはずだし、
男子友人とのサシ飲みサシごはんも
言いかえればデートなんだけれど。
デート
と言ってしまうだけでなんだか違ってしまうもんだなと。
ソワソワが。
ふとそんなことを。