日記でなく

週記になりつつありますね。すみません。
携帯をdocomoからiPhoneに変え、
いよいよ革命が起こるか!と一瞬思いましたが
使い手がそうじゃないのだから起こるはずもなく。
手こずること数日。まだまごつきながら使い始めました。
この日記はお店のお知らせと私的なことを
まぜこぜにして書いてしまっているのは今に始まったことではないのですが。。。
自分が歳を取ると、親も同時に歳を取っているのだなぁと
しみじみ思う今日この頃。
そういうお年頃なのですよね。
つい先日父親が入院することになり、
そのことで思うことがたくさんあります。
今日は母と病院に行って、さしてやることもないのだけれど
数時間父のベッドの脇におりました。
日当たりが良くて清潔そのものといった新しい病院。
設備も整っていて評判も良いようなのでそれも良かった。
家族が入院したのだから悲しいのだけれど、
ただそれだけというのでもなくて、
父の様子には私たちを笑わせる可笑しみみたいなものもあって。
なんだかな。
こんな状況でも笑ってしまう母も私も
ちょっとどこかおかしいのかもしれないけど
そんな家族で良かったなとも思った時間だった。
自宅に帰って頭を切り替えて仕事もして。
日常にまたひとつ考えることが加わった。
それが自分の一部なのだから。
そう思ってタフにいこう。
たぶん多くの人が口に出さなくてもいろんなことを抱えているのだと思う。

節分も過ぎ・・・

立春
今日も少し寒さがゆるんだ東京。
日記を更新していない間には
内田真美さんの「台湾小物産展」
蔵前界隈の月イチイベントの日など
イベントが続いておりました。
イベントの様子などをUPしたかったのですが
作業が追い付かずスミマセン。
御来店頂きました皆さま。
本当にありがとうございました。
みなさんが美味しそうに内田さんの
お料理やデザートを召し上がっている様子を見ていたら
無性に台湾に行きたくなりました。
本に出てくるお料理はどれも馴染みやすいものばかり。
ぜひぜひ作ってみて下さい!
店頭でも引き続き本の販売をしております。
混雑時にはなかなか気くばりがしきれず
申し訳ございませんでした。
イベントごとに学ぶことがたくさんあります。
少しずつ次につなげていこうと思いますので
どうぞよろしくお願い致します。
今年もすでに以下のように
色々と楽しい展示を予定しております。
3月 ユヌプラスさん(洋服・布小物)
4月 大谷哲也さん(陶器)・木下宝さん(ガラス)・富井貴志(木)さんの3人展
7月 今井美智さん(ガラス)
9月 井藤昌志さん(木)
10月 teteria 大西進さん(紅茶) 吉田直嗣さん(磁器) 野田好美さん(古道具)
11月 くまがいのぞみさん(陶器)
12月 宮下智吉さん(漆)
日程など詳細はまた追ってお知らせ致します。
どうぞお楽しみに。

変な夢

眠りが浅いんだろうか。
ここのところ変な夢を見ることが多い。
昨夜は夢の中で能面を作っていた。
本来能面は木を彫って作られる。
が、私の夢ではすでに用意された型に土を嵌め込んで、
まるでデスマスクのように作っていた。
幸い私の顔幅よりもずいぶんと細く、小さなものだったので
飾り用のものだったのだろうか?
私のデスマスクではなかったようだったけれど。
何だったんだろうなぁ。あの夢は。
話は変わって。
只今発売中のクウネルの
高橋みどりさん連載ページ「伝言レシピ」にて
ご紹介頂きました!
イカ玉ポッポ焼き
命名は私ですが、もともとお料理を教えてくれたのは
あんざい果樹園のお母さん・ちゃーちゃんこと安斎久子さん。
伝言の伝言レシピです。
安斎お母さんのお料理は、
本当に何を食べても美味しくて、
福島へ行くたびに何かしらお料理を教えてもらって帰ってくる。
塩麹が最近流行っているけれど、
こんなに流行るもっともっと前から三五八漬けを教えてくれたのは
安斎お母さんだった。
他にもショウガの佃煮やら煮ジャガのタルタルソースがけとか。
とにかく色々。どれもこれも美味しい。
梅干しも絶品だったし、いつも一緒に近くの産直野菜売り場に
行くのを楽しみにしていたっけ。
ずんだ餅も日本胡桃で作る胡桃味噌の和え餅も。
震災後、その楽しみが取り上げられてしまってる。
お料理教室とかみんなで一緒にお料理をするワークショップとか。
何か良い機会を作ることができたらいいんだけれど。
イカ玉~は
生イカに茹で卵を2個詰めると、
くびれができてちょっと色っぽい。
作っているときから楽しいのでぜひお試しあれ~の1品です。
足は中につめたり、タレと一緒に煮詰めてもいい。
取り除いたワタと合わせて塩辛にしても。

取り戻すように

昨日のダメダメな一日を取り戻すように
今日は家でガシガシ仕事。
そういえば2日間、まともに誰ともしゃべっていない。
電話の電源も切っていたんだった。
今、本のために原稿を書いている最中なので
そういう時間も絶対必要だ。
傍から見たらきっとちっぽけなことだと思うようなことも
ジクジクしつこく考えている。
震災のことも。その後のことも。
終わってなんかいないということを。
午後からは通い始めた漢方外来へ。
ちょうど漢方薬が切れたので診察を受けることに。
もうしばらくは続けてみましょうと、
約一カ月分の漢方薬が処方された。
どっさりと薬局で受け取った量を見るとおばあちゃんを思い出した。
本当はジョギングくらいの運動もした方がいいみたいだけれど、
今のスケジュールの中にどう組み込んだら良いのやら。

起き上がれず

布団に背中が張り付いて起き上がれなかった。
目覚ましを何度も何度も見送って(聞き送ってというのかな)
やーっと布団から這い出ることができたのはお昼過ぎ。
昨夜はともすけさんで行われた太陽バンドライヴ。
歌詞が、音楽が、沁みる夜だったなぁ。
まだアルバムには入っていないけれど、
ライヴで何度か耳にして大好きになっている曲がいくつもある。
このライヴでお会いする方々とは同窓会のようで
それもなんだか楽しみのひとつになっている。
もちろんともすけさんのお料理も。
昨夜は決して飲み過ぎたわけでもないのにな。
目が覚めても身体が動かないし、おまけに頭も動かなかった。
長い時間寝たわりには
疲れが取れていなかったのは夢のせいだろうか。
山道で迷う夢。
やっと視界が開けた場所に出たと思ったら、
雪が残るだだっ広い崖のような谷間。
どうしようかと躊躇していると、場面が変わって
日本ではない赤土の土埃が舞う中にいた。
そこで母と自転車を二人乗り。
疲れたからと地べたに座って休憩していると
母がどこからか枝をへし折って、その枝に実った木イチゴみたいな
木の実を二人で食べて・・・
なんなんだ。この脈絡も無い夢は。
そう思って起きたんだった。
妙に疲れていた。
歯を食いしばっていたようで奥歯やアゴが痛かった。
起きてからは気を取り直すように家のことをやったり
原稿書きをしたりしたけれど、なんだか注意力散漫。
あきらめて近所のカフェへ気分転換に。
久しぶりのロールケーキ。やっぱりすごく美味しい。
このしっとり具合と軽さは何なんだろう。
すっかり気を良くして帰ってくることができた。
自分が単純で良かった。

そういえば

先日の雪降りの翌朝のこと。
雪降りの日の夜から「明日の朝は雪かきしなきゃー!」と
どこかワクワクしてしまっていた四十路。
朝早くに起きて近所の公園まで散歩。
広場には大小何体もの雪だるまがポコポコ出現。
その景色が可笑しくて思わず噴き出してしまった。
サラサラとしたパウダースノウではなく、水分を多く含んだ雪は
あっという間に氷に近い状態になっていて、
足元に注意をしていないと山靴を履いていてもツルッと滑る。
お店の前はさぞかし・・・
と、思いながら到着するとすでにご近所の会社の方が
雪かきを始めていた。
私も大きなスコップを持って雪かきを始めると、
ご近所の男性方がうちのお店の方まで手伝って下さった。
お店の前に雪が残らないようにしばらくホースで水を流しっぱなしにして・・・
どうにかお店のまわり一帯は雪がなくなったけれど、
ふと目をやると、お隣はまだ雪が残っている。
「どうしようか。午前中の仕事これで終わっちゃうなぁ」
なんて言いながらも笑いながら男性方はザクザクとお隣の雪かきも始めたので
私も手伝うことに。
こういうところが何だかこの辺りの好きなところかもしれない。
おせっかいといえばおせっかいかもしれないけれど、
せいせいとした気分になる。
せいせいの分、筋肉痛も残ったけれどそれもまたいい感じ。
お陰で付近でのけが人もいなかったし、スリップ事故もゼロ。
翌日には積み上げた雪はまだのこっていたけれど、
路面はパリッと乾いていた。気分爽快。

着物

お正月に実家に帰った際に、
祖母の箪笥の中から「これなら着れるかも」と
引っ張り出して持ち帰って来た着物数枚。
新年会のお呼ばれや先日のお振舞い営業の日に
着てみたのですが、なんとも背筋がしゃんとして
気持がいいものです。
私よりさらに小柄で、痩せていた祖母の着物は
ゆきが小さく着方に工夫がいるけれど、
機会をつくって着ることにしよう。
祖母もあの世で喜んでくれているといいけれど。

雪降り

雪が舞う駅のホームに
振袖姿のかわいらしいお嬢さん方を
今日はたくさん見かけました。
何度も手鏡を見ながらチェックしている子も。
お着物初めてなんだろうなぁ。
そんな姿が微笑ましかったけど、
雪で足元が悪いし寒いし、ダイヤも乱れて…でかわいそう。
でも良い思い出としてきっと何年経っても忘れられない一日となるでしょう。
お店の前の通りはどうなっているだろう?
明日は早めに行って雪かきをしなければ!
道路が凍結しているかもしれません。
明日のご来店はどうぞ足元にお気をつけ下さい。
雪国では考えられないことかもしれませんが
ニュースでは今日だけでも都内でけが人が100人を超えたとか。
私は寒がりな上に雪が降っていなくてもよくコケる。
そんなくせにどこかワクワクしてしまってる。
明日の朝は早起きして近くの公園に行ってみよう。

体のメンテナンス

お店が定休日の月曜日、
午前中に自宅で取材のお仕事があり、
(クロワッサンで内澤旬子さんが連載をされているページです!)
緊張しながらお料理をしました。
自分が好きで読んでいた本の著者の方にお会いするのは、
なんとも言えない舞い上がり方をしてしまうもんですね。
いやはや。内澤さん、とても美しくてドキドキしたけど楽しかった。。。
仕事を終えてからは友人の紹介で漢方外来へ。
紹介してくれたその友人と共に病院の待合室で待ち合わせ。
これじゃまるでおばあちゃんだ。
熱があるわけでもお腹が痛いわけでもない私たちは
待合室でもピンピンしながらおしゃべりをしていて
病院にいるのが場違いのような気がした。
が、自分ではどこも悪いところなどないと思っていたけれど、
未病という名の不調をどうやら見逃していたようです。
頭で自覚はなくても体はちゃーんと反応しているもんだな。
年末のめまいもそんなところと関係しているらしい。
とにかく処方された漢方薬をしばらく飲んでみることに。
病院の後は予約をしていた整体へ。
この日は体のメンテナンスのためのような一日だった。
内澤さんにお会いする前に「身体のいいなり」も
読み直していたところだったし。
そして家に帰って七草粥を。
いい締めくくりだった。
こうやって自分の身体とつきあいながら歳を重ねていくんだな。

松飾りも・・・

月曜日には松飾りも外し、
夜には七草粥を食べ、気持も体もリセット。
お正月気分からスイッチを切り替えて
店内のディスプレイなども変えました。
「お知らせ」ページでは今月のパンの日や
内田真美さんのイベント告知ををしておりますのでご覧ください。