三春も今日は3時前から天気予報の通りに雪が降り始めました。
強い冬型の気圧配置が27日まで続くそうで
暦の「大寒」の頃(今年は20日でしたが)に
ほぼ合っているんだなと妙に感心したり。
あまりにもニュースで注意が喚起されているので
私も(たぶんお客様も)ビクビク。
町はシンと静まり返っています。
が、そんな中でも朝一では「こんな時に切らしちゃうといけないから」と
コーヒーを買いに来てくださる方やご近所のYちゃんが
コーヒーを飲みに来てくれておしゃべりしたりと本当にありがたいことです。
どれだけ降るのか。明日の朝が心配です。
関東地方、東京も大雪のようですよね。
どうぞ滑って転んだりなどケガをされませんように。
昨日の「だるま市」はお天気も良く日中は寒さも和らいでいて
人出も多く賑わったようです。良かった、良かった。
私はお店を開けていたので結局行けずじまい。
仕事が休みだった夫君が橋本広司民芸さんで
干支の張り子とニュータイプのチビだるまを
購入してきました。
昨日からお店に置いているのですが
静かな店内でふとしたときに目が合うのだけれど。。。
明日は
三春のだるま市。
昨年のだるま市の日には雪が降って
寒くなりましたが明日のお天気は大丈夫かな。
天気予報では一応晴れだけれども、週明けからは
大寒波が来るそうな。どれくらいのものなんだか。。。
デコ屋敷のだるまはそれぞれ表情が違うので
好みのものを選ぶのが楽しい。(大きさもいろいろ!)
我が家は橋本広司民芸さんのものを。
私はお店があるので三春太鼓やひょっとこ踊りなどは
見に行けませんが興味のある方は日中に是非。
小正月
今日は小正月。
先日購入した小正月飾りも今日まで。
1/7は七草粥を食べるのに対して
1/15の今日は小豆粥という風習があることを
小正月について調べている時に見つけました。
七草粥もそうですが、小豆も解毒(デトックス)作用が
ある食材。寒くて運動量も減り、それでいて年末年始と
つい食べ過ぎて体に溜まってしまったものを
溜め込んだままにしないために消化の良いお粥にして
食べながらデトックスするということなのですね。
昔の人はそうしたことをどうやって学んでいたんでしょう?
季節に合った食材とその食べ方。
まだまだ学びたいことはたくさんです。
今日はお客様に自家製の柚餅子と山形の郷土料理、
青菜(せいさい)漬を頂きました。
青菜漬けは野沢菜のような見た目のお漬物ですが
またひと味もふた味も違うそうです。
今夜は小豆粥に決定なのでその付け合わせに戴くことにしよう。楽しみ。
寒さ厳しく
9日の日記には「寒さがゆるみ」
などと書きましたがお天気は良いものの
木曜日あたりから気温がグンと下がっています。
水曜の定休日には日帰りで新潟のエフスタイルで行われている(14日まで!)
曽田耕さんの展示を観に行ってきました。
途中、猪苗代あたりは大雪でしたが新潟は雨や雪が降ったり止んだり。
それでも合間には晴れ間も見えて。。。
1日遅かったら三春からでは途中の道は
大雪で行くことを断念せざるを得なかったかも。
ニュースで見ると新潟や北陸方面の雪が心配ですが
エフスタイルのお二人からは雪かき前の駐車場かな?
陽に照らされた雪景色の画像がメールで送られてきました。
「かまくらができそうです」と。
曽田さんの展示、うまく言葉では説明ができませんが
お近くの方は(明日までですが)オススメですので是非とも!です。
我が家には大型のクッション?(ソファ?)連れて帰ってきました。
とても存在感がある印象なので、
本来なら広〜い無機質な空間にポツンとある姿が似合うだろうし、
格好いい使い方なのだと思いますがこれが不思議と
我が家の畳の部屋にも似合ってしまうのです。
「いい!」と使う本人(たちが)とことん思えるもので、
実のあるモノならば自然とそこにしっくり馴染んでくれるんだと思います。
靴でもバッグでも、器でも着こなす洋服でも。
もしそこに違和感を感じるならば何かを工夫したり
次に何かを手にするときのヒントにもなるのかなと。
9月にはin-kyoでも個展をお願いしている曽田耕さん。
どんな展示となるか、宿題を持ち帰ってきたような気持ちです。
多くの方にワクワクして頂けるように
準備を進めていきたいと思いますのでどうぞお楽しみに。
寒さがゆるみ
昨夜から雨降り。
気温は下がらず、むしろ寒さがゆるんで
今日から新学期の小学生たちも
布団から出るのが辛くなかったんじゃないかな?
なんて、お休み明けはそんなことはないか。。。
毎年成人式の頃はお天気が崩れることが多いようだけれど
昨日、三春で行われた成人式は午前中は晴れ間が出ていたので
また勝手に親戚のおばちゃん気分でホッとしておりました。
成人おめでとうございます。
そしてこれまで成長を見守ってきた
ご両親やご家族のみなさまはさぞかしお慶びのことと思います。
日没頃から行われていたであろうどんど焼きは
雨が降ってきたので見に行くのをあきらめて
(すでに朝のうちにお札などは納めておいたので)
お店が終わってから夫君と久しぶりに四川料理の「太陽」へ。
美味しい中華を食べながら、ウン10年前に迎えた自分の成人式の
ことをチラリと思い返してみたり。
いろんなことがあってそれは決していいことばかりじゃないけれど、
今がシアワセだと思えたらもうそれで十分。
『生きてるだけで丸もうけ』って田辺聖子の半生を描いた
NHK朝の連続ドラマ小説「芋たこなんきん」に出てくる言葉の通り。
ウン10年前の自分に教えてあげたい。
小正月飾り
ちょうど昨年の今頃の日記にも書きましたが。。。
in-kyoのご近所の八百屋さん「くろば」にて
今年も小正月飾りを購入しました。
種類は昨年とちょこっと違っていますが、
鯛や大黒様、ひょうたんや千両箱、そして小判に大福帳と
おめでたいモチーフのお飾りは色のついたお麩でできています。
どこで作っているものだろう?お麩屋さん?
作っているところを見てみたいものです。
これを本来は柳の枝に吊るして飾るらしいのですが
カゴに入れてお店の窓辺にディスプレイ。
ところで小正月とは。
元日を大正月と呼ぶのに対して1/15を小正月としたそうです。
松の内まで忙しく働いていた女性たちをねぎらう意味もあり、
女正月と呼ぶことも。
行事も大正月は年神様やご先祖さまをお迎えするもので、
豊作祈願や家庭的な行事は小正月にと分けているのだとか。
といっても小正月飾りをする人も年々減ってきているのだとか。
こうした風習は続いていくと良いなぁなどと
他所から来た者は勝手に思ったりするのですが。
(実家のある千葉ではなかったのでなおさら)
松の内も今日でおしまい。
明日は三春の八幡神社でどんど焼き。
夕方から大正月の注連飾りや
古いお札などをお焚き上げして頂く行事です。
そして晩ごはんに七草粥。
↑
玄米の七草粥に焼いた玄米餅を入れ。。。では食べ過ぎで意味ないか。笑
歳を重ねてきたからか、日本の風習や
由来などを知る面白さを感じるこの頃です。
そうそう。
1/21(日)は三春のだるま市。
このだるま市も歴史があるものだそう。
今年もだるまを新調しようっと。
2018年仕事はじめ
三が日はとうに過ぎましたが・・・
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さまにとって健やかな一年となりますよう
お祈り申し上げます。
昨年末から昨日までお休みを頂いておりました。
本日からは通常営業。
お休みの間はいつもはなかなか行き届かない部分の
お店の掃除、自宅の掃除など終えた後はのんびりと過ごし、
年越しは夫くんの実家で。
元旦の夕方には自宅から車で数十分の場所にある神社にて
夫婦共々ご祈祷をして頂きました。
頭のてっぺんからつま先まで・・・それだけでなく心の根っこまで
清められたようで気持ち良く新年の一歩を踏み出すことができました。
鳥居をくぐり、本堂へ向かう道には提灯の灯り。
夕暮れを少し過ぎた頃で、満月前夜の煌々と輝く大きな月が
空に浮かんでいた景色はとても幻想的でした。
今思い出すと夢の出来事のような。。。
元旦以降は今度は東京→そして千葉の実家へ。
戻ってきてからは一泊で温泉へ。
(野地温泉のホテルからの景色)
移動は多かったもののその先では何をやるでもなく
家族や友人たちと会い、のんびり過ごしてリフレッシュすることができました。
今日は久しぶりにお店を開け、
でもいつもと変わらずたんたんと。
私自身は今年もそのひとつひとつの積み重ねです。
寒さはこれからが本番となりますが
良かったらどうぞお出かけください。
おいしいコーヒーや紅茶、そして心豊かになるものたちを
ご用意してお待ちしております。
メリークリスマス
こそこそと用意した夫君へのクリスマスプレゼント。
今朝、陽が昇らないまだ暗いうちに枕元へこっそり置いて
二度寝をしてしめしめ?なんて思いながら目覚めると
私の枕元にもプレゼントの包みがあってビックリ。
朝から二人して大笑い。考えることは一緒なんですかねぇ。
サンタクロースの存在を信じていた子供の頃を一瞬思い出しました。
さて。
本日で「本を抱えて」と題した
ミニブックフェアが終了しました。
期間中はクリスマス前ということもあって
絵本をギフトにされる方が多くいらっしゃいました。
今朝、枕元に絵本が。。。なんてご家庭も
多くあったのかな?などと想像するだけで
なんとも幸せな気持ちになります。
期間中ご来店下さいました皆さま
ありがとうございました。
通常営業でもいつもの「in-kyoの本棚」は健在です。
気になる本がありましたらいつでもお気軽にお問い合わせください。
in-kyoの年内の営業は明日26日まで。
12/27(水)〜1/5(金)の期間は
お休みを頂きます。
期間中に頂いたメールやお電話などのお返事は
お休み明け以降にご連絡させて頂きますので何卒ご了承下さい。
心静かなクリスマスの夜を。
祝日
新聞などでお見かけする天皇陛下は
なんと福を運んで下さるお顔をしているのでしょう。
そのことに今もなお、尽力されているのだと
感じさせて下さいます。
そんな陛下のお誕生日は穏やかに晴れました。
今日から学校は冬休みのようですね。
お子さん連れでいらっしゃる方が多く、
一緒に店内に並ぶ本を読みふけったりしている
様子が微笑ましい1日でした。
明日はクリスマスイブ。
小さなお子さんたちはサンタさんに
お手紙を書いたり、前もってサンタさんへのお礼の
クッキーを焼いたりと準備が忙しいようです。
かわいいらしいなぁ。
東京でお店をやっていた頃は、
浅草寺が近かったためか
どちらかというとお正月へ向けての年末感の
空気が色濃くて、自分自身もすっかり頭の中は新年へ。
久しぶりに味わうクリスマスのソワソワ感も
お正月の準備もどちらも日本らしくてなんだかいいものですね。
今日は町の方が三春大神宮のお札を配布しに来て下さいました。
夕方にはTea Room Colineの高橋さんがご自宅のお庭の
もみの木やヒイラギなどを使ったお手製の素敵なスワッグを
持ってきて下さって早速店内に。
一気にクリスマス感が出ました。(今になってですけど)
高橋さんありがとうございます!
in-kyoの年内の営業もあと3日、26日までとなりました。
師走のお忙しい最中だと思いますが
よろしかったらどうぞお立ち寄りください。
天気予報通りに
雨が降り、少し雪が混ざって降ったり止んだり。
寒くなりました。
雨よりも降るなら雪の方がいいのに。。。
なんて子供のようなことを考える夕刻。
「本を抱えて」のイベント期間中ですが
通常通り、明日、明後日(水・木)は定休日を頂きます。
今回私自身も初めて目にする本もたくさんあり、
合間を見てはパラパラとページをめくって
字を追いかけているのですが、やっぱり本はいいですねぇ。
知らない世界や興味の扉を開けて待っていてくれます。
「イヌイットの壁かけ」 岩崎昌子 著(誠文堂新光社)
一年の三分の二ほどがほとんど太陽が昇ることのない冬。夜の季節。
そして短い夏。
そこで暮らすイヌイットの女性が一針一針手で縫った壁掛けから
暮らしぶり、季節の風景、伝統の文化の様子がうかがえます。
それがどれもほのぼのとユーモラスな表情をしていて使われる色も鮮やか。
色彩のない季節が長いためか色への憧れもあるのでしょう。
極寒の地の暮らしから生まれたその壁掛けに込められた思いを考えると、
あたたかな気持ちになります。
こうやって訪れたことのない土地に思いをはせることができるのも
本のおかげ。そのことを教えてくれたのは星野道夫さんの著書の数々でした。
今回、星野道夫さんの本はお店にありませんが、イヌイットという言葉で
思い出したのでした。そんな風に何かが頭の中でリンクしていくのも
本の面白いところだと思うのです。