いよいよ30日から

いよいよ今週末7/30(金)からは
からむし織作家・ますみえりこさんの個展
「からむしと小さな物語」が始まります。
7/30 – 8/10 期間中は水・木のみ定休
10:00-17:00 予約不要です。
このご時世、そして今週は空の様子も心配ではありますが、
たくさんの方にますみさんの作品をご覧頂きたいのと同時に、
福島県の昭和村で今も大切に受け継がれているからむしのことを
知るきっかけとなれば幸いです。
 
ますみさんが、作品制作の途中に
何度となくからむしの様子を、
写真などで伝えてくれていたのですが、
1.2.3枚目の写真は織り上げた
からむしの布を水に通して干しているところ。
水の中ではまるで泳ぐように、そして干してクシャリとした
表情が出た姿はなんとも言えず、美しく涼しげです。
 
そもそもからむしとは?
繊維自体は麻にも似ているのですが、
からむしはイラクサ科の多年草植物。ちなみに麻はクワ科の植物。
4枚目の写真がからむしです。
この植物の茎から表皮と繊維を引き分け…。それが5枚目の写真。
写真はいずれもますみさんによるものです。
2015年にますみさんとshunshunさんとの二人展を
行った際に、展示の打ち合わせを兼ねて
2014年に3人で昭和村へ向かったことが懐かしく思い出されます。
からむしが糸になるまでの細かな説明は、in-kyoのHP
2015年6月29.30日のブログに書いていますので、
ご興味の
ある方はぜひご覧下さい。