今週の水曜日から浅草寺で羽子板市が始まりました。
テレビのニュースでは毎年見ていたものの、
実際に行くのは初めて。
昨日はM野屋さんの方々に連れて行って頂き、
お着物を着ていざ羽子板市へ!
お着物を着る機会は何かきっかけがないとなかなか無いもの。
というわけで羽子板市を口実に「着物の会」開催。
羽子板の市が並ぶ賑やかな通りを抜けて、お参りをすませ
晩ごはんは浅草寺近くの「さくま」で。
ここは畳の個室があって、まるで誰かのおうちで
寛いでいるような感じ。
昨日は厚揚げの煮浸しが美味しかったなぁ。
ビールも勝手に冷蔵庫から出してきて後から自己申告。
着物でもかしこまらずに行けるのでホント気軽で楽しい。
そう言えば先々週はM野屋社長夫妻と
中山うりさんのライヴにも行った。アノニマ南さんも一緒に。
場所はシブイぞ鶯谷。中山うりさん、CDもいいけど
断然ライヴがかっこいい。
アコーディオンだけでなく、トランペットもすごく上手。
ブラバン魂がウズウズするほど。
師走、師走と気分はバタバタしているけれど、
なんだかんだと楽しんでいるじゃないかっ!こらっ私。
あと2週間足らずで今年も終わりだなんて…
誰かウソだと言って下さい。
その後
「男には戦わなければならないときがあるんだよ」(レオ談?)
って言っているのかどうかわからないけど
どうやらケガの調子がよくなってきたようで
昨日から再び
「出せぇ。出せぇ」とせがむ困った猫よ。
仕返しにでも行くつもりなんだろうか?
まだまだキズは完治していないので
何が何でも出すわけにはいかない。
「人間界では女でも戦わなければならないときがあるのよ」
なーんて言ったところで通じるわけもないが。
朝の慌ただしい時間にそんなやりとり。
まぁ平和な証拠か。
明日は土曜日。
1週間が驚くほど早い。
時間の流れは止められないし、
突然起こる、気持ちがしぼむような出来事も
どうにもできない。
無力を自覚して、ただ前に進むしかないな、私は。
猫社会というのも
昨日の雨も朝には止み、
道端の雑草や木々に残った雨つゆが
日の光に照らされてキラキラときれいだった。
昨日はレオ(我が家の猫・♂)を病院に連れて行った。
というのも、どこの、どいつにやられたのか
先日外から戻ってきたと思ったら、ひっどいケガをしていて、
後ろ足はびっこまでひいている。
顔もやられて2日ほど目を腫らしていた。
猫社会もなかなか厳しいようである。
しかも男の戦い?って言うほど冷静ではいられず、心配で心配で…。
昨日やっと病院に連れて行くことができた。
レオは猫なだけに猫をかぶるのが得意である。
病院に着くまでは
「にゃーごぉ、にゃーごぉ!!」とかなり強い調子で抵抗していたのに
病院に入るなりぴたっと鳴き止んだ。
低い体勢で抵抗しつつも「大人しいネコちゃん」を装っている。
ま、ケガ人ならぬケガ猫さんなのでその辺は目をつぶってあげよう。
先生は化膿止めの注射を1本打って下さった。
が、また2週間後に病院へ行くことになった。
とにかく早くケガが回復することを願うばかり。
しばらく。
日記を更新していないうちにあっという間に師走に突入。
2008年は気分的にはずーっと師走のように
バタバタあわあわ駆け抜けた1年で・・・
と、早くも今年度をしめくくるようなことを
書きかけたわりには、まだまだやり終えていないことが山積み。
締めくるにはまだ早い!
うーん来年はもっと余裕をもって日々を送りたいなぁ。
前のめりになっても転ばないように、せめて足元はしっかり固めないと。
さてさて。
日記を書いていない間にいろんなことをしておりまして。
ちょうど先週の日曜日。
in-kyoの定休日に「天然生活」のお仕事で福島へ織物の取材に。
お忙しいところへお邪魔させて頂いたのですが、お時間を
空けて下さって、お陰でとても充実した取材となりました。
来月1/20発売の号ですのでお楽しみに!
写真は取材先の奥様がお昼ごはんに用意して下さったカレー!
お時間を頂いた上にお昼ごはんまで・・・
私たちを迎え入れて下さる気持ちが本当にあたたかなご夫妻でした。
カレーももちろん美味しかったです。
で、福島といえば私にとっての第二の実家、あんざい果樹園。
取材は1日で日帰りもできたけれど、ちょうど定休日も重なっていたので
久々あんざい家に1泊。
「ただいま~」という気持にさせてくれる場所というのは
そんなにたくさんあるものではない。
家族のみんなに混ざってお鍋を囲んで・・・
何てことないひとときかもしれないけど、
ここで過ごす時間は、普段自分でも気づいていない
力みみたいなものをゆるめてくれる気がする。
1泊だけでお手伝いらしいお手伝いはなーんにもできなかったけど、
私の方は十分リフレッシュさせてもらった。
あんざい家のみなさまありがとう。。。
きーんと冷たい冬空の向こうには
粉砂糖をたっぷりとまとったようなあづま小富士。
すっと胸がすく様。
寒くなってきました!
柴代直樹さんの個展が22日に終了しました。
期間中、柴代さんは毎日お店に顔を出してくれて
それがとっても有難かった。
同じ言葉を使っても、つくった人からでないと
伝わらないニュアンスというものがある。
届くものが違うと思う。
それでもほんの少しでも普段の接客に
生かせたらなぁと柴代さんとお客様が話す言葉に
聞き耳を立ててみたり。貴重な時間になりました。
期間中足を運んで下さった皆さま、
本当にありがとうございました。
柴代さんにも感謝、感謝。
年末に窯焚きをするとのことなので
また手伝いという名のお邪魔?をしようかと画策中。
そういえば、ここのところの寒さで町中の木々も
ずいぶんと紅葉し始めた。
写真のイチョウは11月頭の上野公園のイチョウ。
ヴィルヘルム・ハンマースホイ展を観に行ったときに写したもの。
きっと今頃はパーっと周りが明るくなるくらい色づいているんだろうなぁ。
in-kyo初の焼き物のの展示となったわけですが
きゅーんと。
気温が下がって朝からきゅんと空気が引き締まっている。
昨晩は京都からナカムラユキさんがいらっしゃって
一緒に「ともすけ」さんでゴハン。
実は先日もお会いしたばかりだったけど、
落ち着いてお話ができなかったのが
気になっていたので、昨日はゆったりと会えてホッとした。
私にとっては京都の母、いえいえお姉さま。
ほんと、思えばずいぶんと長いことお世話になっている。
もうすぐユキさんの本、「雑貨暦」の第二弾が出版される。
帰り道、馬喰町の街路樹が街頭に照らされて、
紅葉した黄色の葉っぱがキラキラ黄金色に見えてきれいだった。
空気が乾燥しているものだからコンタクトがカピカピになって、
つけていられず、はずして帰ったもんだから
あらゆるものがそんなふうにキラキラ、キラキラ。
冷え込んできたから星もたくさん見えた。
乱視のせいだけじゃない。
加えてほろ酔いというのもあったのだろうけど。
昨日から
柴代さんの個展が始まりました!
個展初日の昨日は「すみや」の1日食堂の日。
in-kyoのOPENと同時にお客さまで店内はいっぱいに。
「すみや」の真秀さんが選んだ柴代さんの器に
ロールキャベツやレバーパテ、スープなどが
盛りつけられてテーブルへとどんどん運ばれていく。
お食事をされているお客様の表情も
みなさんとても幸せそうでじんわりと嬉しさが
こみ上げてきた。
in-kyoは器と生活道具のお店といいつつ、
実は焼物(器)の個展は今回が初めて。
お店で扱う器で使い心地を実際に味わいながら
食事ができたら理想だなぁ・・・と思っていたことを
今回実現させることができた。
それもこれも柴代くんや「すみや」の角田夫妻、
お手伝いをしれくれたみんなのお陰です!
ほんとにほんとにありがとうございました。
美味しかった。楽しかったよぉ。
そして美味しそうに食事をして下さったお客さま。
ご来店くださった皆さま。
本当にありがとうございました。
焼き締めの器、いかがでしょう?
食堂の様子を見ながら昨日あらためて
懐が深いなぁとしみじみ思いました。
大地のような器にキャベツの透き通った色。
そこにエイっと真っ赤なトマトソースが
重なって・・・その色の取り合わせが
本当にきれいでした。
残念ながら写真があまり撮れていなくて、
そのうちトマトソースも無くなり・・・。
「すみや」さん。またロールキャベツ作ってください!
食堂「すみや」のイベントは土曜日だけでしたが、
柴代さんの個展は今週22日(土)まで開催しております。
ピカピカ新米ごはんも焼締の飯碗に似合いますよ。
土の色、火の色展
明日から柴代直樹氏の個展が始まる。
ずいぶん前に予定を組んで、窯出しと
窯焚きを見に柴代くんのもとを何度か訪れた。
実は私自身、お店を始めるまで焼締の器を
持っていなかった。
それまでも使っている友人の食卓で見る機会も
多くあったというのに、なかなか取り入れることができずにいた。
存在感があって他の器とのバランスを考えて
そうしていたのだけど、最初は酒器から・・・と
徐々に使い始めるようになってからは
土のあたたかみと力強さを感じる器が
違和感なく食卓に並ぶようになっていた。
不思議なもんだ。
食べ物の好みが変わるみたいに
苦手かな?と思っていたものが好きになっている。
ただ私に固定概念があっただけかもと思う。
それが「えっ?」って感じで簡単に解かれてしまうのがおもしろい。
柴代くんの器は和風の食事に似合うのはもちろんなんだけど、
洋風の食事にも意外に似合う。
とにかく土の匂いがするような野菜との相性がいいように思う。
そんなわけで明日の食堂担当の「すみや」さんが
今頃ロールキャベツをたーんと仕込んでくれているはず。
他にも個人的に気になっているのがレバーペースト&アップルバター!
バンショウとの組み合わせがぴったりかも。
数量の関係で、全部を柴代くんの器というわけにはいきませんが
お料理とともに器も楽しんで頂けたらと思います!
そして「お知らせ」にも書きましたが
in-kyoのオリジナルバッグが出来上がりました!
表地は墨黒?墨紺?と微妙な色合いのリネン地。
コットンの裏地にはポケットも付いてます。
肩ひもの結び方で長さを調節できます。
ななめ掛けもショルダーでもお好きなように使えます。
たためば小さくなるし、ショッピングバッグとして
くたくたになるくらい使って頂けたら嬉しいです。
お値段は税込で¥3780です。
明日は立冬
立冬=冬の気配が感じられる。
ほんと、朝晩は冷え込むようになってきた。
今晩こそ布団を羽毛布団のあったかいやつに変えよう。
あっという間に日にちが過ぎたけれど、
静かに1周年を迎えたその日、合羽橋に新しくカフェがオープンした。
正確には11/2にオープンしたのだけど、31日はプレオープニングパーティーで
お店を閉めてからそのできたばかりのカフェ「itonowa」さんに駆けつけた。
in-kyoから急ぎ足で歩いて約15分。
途中にはパン屋さんののペリカンもあるし、合羽橋商店街を見て歩くのも
楽しいので、お天気が良い日にゆっくり散策されてみてはいかがでしょう。
あぁ地図作らなきゃ。
持ち歩いて、次にはここへも行ってみよう!と思いたくなるような・・・
よく道を聞かれるので、とにかく手書きでもいいから早く作ろう。
近隣の方々とも話題によく出ている。
ますますこの辺界隈のつながりが面白いことになってきた!
パーティに行ってitonowaの渋谷さんにちょこっとごあいさつをしたあとは、
南さんと水道橋の「アンチヘブリンガン」へ。
只今、「四月と十月」展をやっています。
食事もとっても美味しいし、とにかく居心地がいい。
知ってる人も知らない人も、みんなが幸せそうな顔してお酒を飲んだり
食事をしていて、さらには素敵な音楽が花を添え・・・。
隣のテーブルでは小さな女の子の誕生日パーティーをしていた。
なんだかついでに一周年をお祝いしてもらったような得した気分。
この日の帰り道はふわふわ最高のほろ酔い。
1st Anniversary
お陰さまでin-kyo、1年が経ちました。
今日まで無事にやってこれたのも、
お客様をはじめ、つくり手の方々、お取引をさせて頂いている
会社の方々、アノニマのみなさん、そしてまわりの仲間や家族の
支えがあってこそ。本当に感謝の言葉に尽きます。
「ありがとうございます!」
今日という1日を静かに受けとめて、
明日からまたあらたな気持ちで歩き出そうと思います。
走らずに1歩ずつしっかりと歩いて。
昨夜、アノニマ・スタジオ主催で行われた佐藤初女さんの講演会に
行ってきたのですが、こうした区切りとなるタイミングで
初女さんの貴重なお話を聞くことができて本当に良かった。
「先の方ばかり見ないで足もと(今)を見ること」
「今ということほど確実なものはない」
初女さんの言葉、なんだか「はっ」としてしまいました。
先の方を見ることも大事だけど、足もとがしっかりしてないのに
走り出すと転んじゃう。
子どもの頃よく転んでたなぁ。そういえば。
講演会が終わって、握手会の列に並んで握手をして頂いた。
私の口からは「ありがとうございます」と言うのが精一杯だったけど、
でもそれで十分だった。
誰にたいしても、何に対してもそう言えたらそれが一番だろうから。
それを教えて頂いたような、本当に本当にあたたかい手をされていた。
うん。ほんといい機会だった。
そうそう。
先日壊れたはずのデジカメが、念が通じたのか
目を覚ましましたー!やったぁ。振ったのがよかったのか?
メカにも心通わすと通じることがあるんだなぁ・・・??ホント?
写真は浅草橋の小さなケーキ屋さんのシュークリーム。
焼きたての皮がとっても美味しいんです。
小さく小さくお祝い♪