お墓まいり

冷たい雨が降る中、今日は朝から
長谷川家のお墓がある柳津(奥会津)へ。
道の駅のお蕎麦がなかなか美味しいのだけれど、
きっと混んでいるだろうからと、人がなるべく
少ないところを選び、選び、柳津町民センターでお昼ご飯。
なんだろ?なんとも言えない昭和の空気が漂う場所。
私は今回初めて訪れたのに、「うん、うん知ってる」という
馴染みのある感じ。昭和が肌にしみついているのでしょうね。
お昼のラーメンもホッとするような醤油味。

お墓まいりの風習には、その土地ならではのものがあって、
面白いと言ったら語弊があるかもしれないけれど、
興味深いものがあります。
今でこそやらなくなってしまったけれど、
長谷川家ではお供え用のお団子を持って行き、
お墓でそのお団子をみんなで食べたのだとか。
きっとご先祖様も一緒に。
確か2年前まではやっていました。
なんだかとても平和な風習。
今日もお団子ではないけれど、
なにやらお供え物をお墓で召し上がっている方が
いらっしゃいました。

千葉の実家では迎盆の時は玄関に水を張った洗面器を
置いていました。それはご先祖様が足を洗うためのもの。
そんなことも知らない子供の頃は、真っ先に
兄や私がそこで足や手を洗って母に叱られておりました。
あぁ。懐かしい。
今年もお墓まいりに行けず、この不義理な孫を嘆いて、
おばあちゃんはあの世でブツブツ文句を言っているかもしれない。
ごめんねぇ。おばあちゃん、思いもよらないことが起きてるの。
早くなんとかなるといいのだけれどね。