冬の雷

冬の雷といえば北陸を思い出します。
闇を照らす雪灯り。そこにピカリと稲妻が光ったかと思うと、
ドドドドーッと地響きがするような雷が。
はじめて体験した時はびっくりして怖かったけれど、
関東には無い、あの空の様子が案外と好きでした。
今日はお休みを頂いたので、
午前中はとにかく寝ていようと思ったものの雷で起こされた。
夢かと思った。
激しく降る雨の音も布団の中で聞いていた。
うつらうつらとしながら一日中布団の中で過ごしていたかったけれど、
今日は午後から区で申し込んだガン検診の日。
胃がんと肺がんの検診だったので、
昨夜は8時前に軽い食事を済ませ、
今朝は白湯だけを飲んで11時以降は飲まず食わず。
たったそれだけの時間だというのに
「食べていない」
というだけで食いしん坊は元気が失せるものなんだなぁ。
バリウムもどんなに味をつけられたところで所詮はバリウムだもの。
検査器具の前で何度もグルグル回ったり、なんだり。
気分はローテンションだったけれど、検査自体はあっという間に済んだ。
受付の方の笑顔が良かったのも救われた。ありがとう。
胃をバリウムで膨らませたまま、
の時間をどうにかやりくりして代官山の無垢里で行われているイサドさんの展示へ。
今回はじめて見たくりもののお皿やカトラリーがとても良くて。
それでいて主張が強いわけではないのにイサドさんの作品というのがすぐわかる。
ホッとさせられる良い展示でした。
興味のある方は明日までなのでぜひ。
in-kyoでのくまがいさんの展示は残すところあと2日となりました。
くまがいさんも毎日在廊して下さってます。
どうぞあたたかくしてお出かけ下さい。

これはギフトボックスの蓋の裏側に入った金の文字
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