少し出遅れたかなと思いつつ、
お店で仕込んだ梅干しを今日から土用干し。
と思ったら夕方に通り雨。
表を歩くおじさんが傘をさしてくれていたお陰で
すぐに気がつくことができた。見知らぬおじさんありがとう。
梅干し仕事は作業は簡単なのに、梅の時期とこの土用干しの
頃合いをみるのに気を揉む。
祖母は私にとって気象予報士で、空の様子が怪しいときなどは
天気予報よりもよくあたっていた。
梅干しづくりも趣味とか、大騒ぎしてやるものではなく、
時期がやってきたらやるのが当たり前の、
季節の仕事という感じで、淡々とやっていた。
そんなおばあちゃんに、わたしは、なりたい(と、宮沢賢治風に)
ま、まだまだ私は大騒ぎしながらあたふたとやることになるだろうけど、
他のことにしてみても、今から始めてもこれから先あと40年続けたら
それなりのキャリアになるわけだし。淡々と続けてみよう。
雑誌「つるとはな」2号に松野屋・松野社長のお母さまが出ていらっしゃいます。
私も大尊敬しているおばあちゃま。水泳も続けていらっしゃるし、編み物も
クラシックも日々の暮らしも。会話だってユーモアも品もある。
あぁしゃーんとして頑張らなきゃな、楽しまなきゃなと
他の方々の記事を読んでも思わせてくれる励まされる雑誌。
まだ読んでいない!という方はおすすめですよ。
と、唐突ですが
明日は1日から始まる曽田耕さんの展示設営のためにお休みを頂きます。
小さいがま口から大きなバッグまで実に100点のバッグが並ぶ「100bags」展
in-kyoの店内に、曽田さんのあのアトリエのエッセンスをどこか感じてもらえたら…と
また無理を言って、アトリエにある椅子やら何やら色々お借りしての設営です。
乞うご期待!
今回のDM写真の撮影もカワウソの大沼ショージ氏。
1日はご近所カワウソでなんと!曽田さんのバッグづくりのワークショップも
行っております。作る楽しみ、使う楽しみ。曽田さんの作るものはバッグでも
靴でも「楽しい」がキーワードになっていると思います。
展示も楽しんで頂けたら嬉しいです。