島津くんのイチゴ

どういうわけか、今に始まったことでなく
私は普段からまわりの人たちに食べものを頂くことが多い。
そんなにお腹が空いているような顔をしているんだろうか?(笑)
どんだけ食い意地がはっているのだろうかと
さすがに自分でも恥ずかしくなってくる。
が、買占めのようなことではなく、そうした
誰かが誰かのために、そしてまた誰かと分かち合おうとする気持は
食べ物に限らず心を豊かに、そして十分に安心感を与えてくれるんだなぁという
ことをしみじみとかみしめる今日この頃です。
つくばでイチゴ農家を営む島津くんに
注文をさせてもらったイチゴジャムが本日入荷。
ジャムと一緒に送られてきたとれたてのイチゴを
たくさん頂いてしまったので今夜お会いした方々におすそわけ。
島津くんのつくるイチゴは地下水を使ったハウス栽培。
ツヤツヤでハチミツのような香りのする完熟のいちごは
お世辞抜きに美味しいのです。
それなのに少なからず風評被害を受けていると。
出荷制限なども受けていないというのに・・・。
何をどう選択していくかは個人の判断なので
それ以上私は何も強くは言えないけれど、娘のように
大事に育てられた農作物がそのような目に遭うことに
心が痛んで仕方ありません。
いろんなことが起こる一方で、不思議と霧が晴れるように
どんどん目の前がクリアになっていく感じです。
迷いが晴れてきたというのかな。
自分はこっちへ進もうと、これでようやくどーんと腹が据わった感覚。