旅に出て思ったこと

朝晩は涼しい風が吹くようになりましたが
日中はまだまだ暑い日が続いていますね。
スリランカとの時差は3時間半。
大きな時差は無いため、時差ボケの心配もなく・・・
と思っておりましたが、どうも寝つきが悪く目覚めも悪い。
けれど朝の9時くらいになると不思議なくらいにしゃっきり!
どうもあちらの日の出時間前(5時半頃)にまだ体がセットされているみたいです。
完全なる時差ボケだ。
今回の長旅の前半は、アジア伝統工芸学術支援事業の
現地活動に同行させて頂き、ミャンマーへ漆のワークショップなどによる
技術支援(といっても私は現地の大学生と一緒に授業を聴講させて
いただいただけですが)と、ミャンマーの漆の現地調査。
後半はバンコクまで戻り、そこからはスリランカへのひとり旅。
アーユルヴェーダをもっと知りたくてドクターが常駐する
アーユルヴェーダ施設が完備されたホテルに滞在しておりました。
どちらも1テーマの旅。
でも入口がひとつでも、そこからぐんぐんと興味の幅が広がっていって
非常に充実した毎日でした。
あぁまた行きたい。こんなに長旅は無理にしても、絶対行こう。
食べ物も美味しかったなぁ。
ホントよく食べた。
が、後半のスリランカでは食べているのにデトックス。
不思議体験ばかりでした。
旅に出てしまうと、旅先のことだけに意識が向いているかと思えば
日本の、しかも他愛もない日常のことが頭に浮かんだり、
日本に帰って来てからは、ふと旅先の空の色を思い出したり。
不思議なもんですな。
意識の行き来は、遠くのどこかを近づけて、
それでいて自分の中に広々としたものを生んで。
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ほんの少しですが海外の漆のことを知って、
日本の漆のことをもっともっと知りたくなりました。
アジア伝統工芸学術支援事業の主宰をされている
松島さくら子さんも参加されている
「漆・うるわしの饗宴展」が
市ヶ谷の山脇ギャラリーで
9/14~10/1まで開催されています。
ミャンマーでお会いしたティンさんの作品も!
その後、京都・福島へと巡回します。
興味のある方はぜひ!