時計の針が。

日記をずいぶんとサボってしまいました。
習慣のようにしていたことができずにいると、
毎日何かを置き忘れてきたようなスッキリしない気分が
蓄積されていくものですね。
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本のお仕事が終盤も終盤。
またまた校正チェックをするために
朝から机に向かった。
週末は東京でも雪が舞って、寒い日が続いた。
寒いとお腹が空くのか、お腹が空いたから寒いのか、
やたらと空腹を感じて合間、合間にお菓子をいろいろつまみ食い。
何かに集中しているとさらに加速がついて、
食べた量に気づいてびっくり。
さすがにいかんなぁと思い、お菓子よりは・・・と小豆を煮ることに。
マクロビの本に書いてあったのを参考に
鍋の底に昆布を敷き、小豆を入れて煮始める。
沸騰してびっくり水を入れた後はやわらかくなるまでストーブの上でコトコト。
マクロビの本ではこの後カボチャと一緒に煮ていたけど、
カボチャも無いし、甘いのが欲しかったのできび砂糖を。
コトコトコトコト。
いやぁこれが大変美味しく煮上がった。
昆布ももったいないのでそのまま溶けるまで一緒に煮たのも良かった。
小豆の背中(って変だけど)が砂糖で照りが出て、
つるんと光っている。かわいらしい姿だ。
豆はお腹も膨れるし、あったまる。いいおやつができました。
さすがに無駄食いもストップした。
シアワセってこんなちっぽけに思えることの積み重ねなんだなと思う。
お陰でぎゅーっと集中して終えた頃には陽がずいぶんと傾いていた。
無事終了して宅急便でお送りすることができた。
時計の針はなんでこんなに進むのが早いんだろう?
ウチだけなんじゃないの?などと思いたいけれどそんなわけはない。
だいいち、ウチには時計が無い。
勝手に進めようとしたって時計の針はないのです。