午前中に細かな事務仕事を終えて、午後からはオカズデザイン夫妻も参加するお茶会に行くために松陰神社へ。オカズ夫妻と会っていなかったらこんなに世田谷線に乗ることもなかったなぁきっと。バスのようなサイズ感がなんともほのぼのするし、草木の近くを通り過ぎる様子は江ノ電にもどこか似ている。お茶会が開かれる古民家の庭先には熟れたザクロが落ちていて、ルビーみたいにピカピカした実が艶かしかった。
中で美味しいルイボスティーとタルトをひとりで頂いていると、もみじ市仲間のKとN本くんもやってきて一緒にお茶を。ふたりはオカズ作のカレーを美味しそうに食べていたけれど、私は時間が中途半端で我慢することにした。
そのあとは3人で歩いて経堂に向かい、友人の四分一亜紀さんが展示を行っているロバロバカフェへ。歩いても30分。電車に乗っても30分。誰かと一緒だと方向音痴の私でも、知らない道を安心して楽しく歩ける。そういうもんなんだな。
9時までだと思っていたロバロバが日曜日は7時までということを、到着5分前に知って動揺する。到着は6時55分。7時閉店ということを教えてくれたもみじ市仲間、アノダッテのおふたりとバッタリ。店内に入るとやはりもみじ仲間のAちゃんとあんざい果樹園のS君とS川さんにも会えた。結局ロバロバ店主のいのまたさんのご厚意でゆっくりさせて頂いた。
もみじ市はもう間近。準備もあるし、普段の仕事だってあるだろうに、もみじ仲間のシブちゃんの展示を見ようとみんながやってきて・・・あたたかいなぁ。こういうメンバーがいるから私も頑張って参加しようと思えるのだ。
シブちゃんとは、展示の写真や小冊子の中に描かれた福島のあんざい果樹園に一緒に行っていて、季節の匂いや色、音、光なんかを展示を見ながら懐かしく思い出していた。お店の準備に入ってからはなかなか伺えずにここのところもどかしい思いをしている。引き戸のサッシをガラガラと開け、「ただいま~」と言って帰るように通っている場所へまた。