窓を開けると、家の近くの公園から緑の匂いがしてくる。
真っ白のシーツを洗ってベランダに干すと、
レフ板?のような役目をするのか、部屋の中が
いつもの晴れた日の直射日光の光とは違う、
やわらなか光でふんわりとした明るさが広がる。
気持のいい朝。
そういえば。
30日の設営の日は設営の作業をする前に、
午前中、原宿のZakkaへ行ってきました。
Zakkaは10日まで今の場所で営業をして、お引越しをされるとのこと。
今の場所でお茶をしたことがなかったから、
ごあいさつがてら、あの大きな木を見ながらコーヒーをと思って出かけたのでした。
カフェラテをお願いしたら、
岩田圭介さんのころ碗、ちゃんと砕いた氷が入った水のグラス、
お砂糖は小さな器。そしてちょこっとおまけのお菓子が豆皿に。
それらが使いこまれた山口さんのトレーに乗って、テーブルへ。
グラスところ碗には小さなコースターが敷いてあって、
トレーの中がコラージュのようになっていました。
あぁ。何年も何年も私はこういう世界がずーっと好きだったんだなぁと
しみじみとした良い時間を、大きな木が見える窓辺の席で
過ごさせて頂きました。
前の地下のお店も、今の場所も、そして次のところでも。
場所は変わってもあの空気感はきっとかわらないのでしょう。
積み重ねられて生まれていくものの強さというかしなやかさというか・・・。
展示の準備をする前に、リラックスしつつ、衿を正すような時間を持つことができて良かった。