レオナール・フジタ展行ってきました!
展示内容が大充実で、頭に酸素がいかないくらい
興奮してしまった。
深みのある白って表現は変な気もするけど
でもその深みに吸い込まれて手を触れたくなるような乳白色だった。
創作意欲というのかな、特に晩年の礼拝堂に注ぐエネルギーには圧倒されて
ぽかーんとしたまま美術館を後にした。
今回はアトリエの模型や礼拝堂の模型の展示もあり、
ちまちま好きにはたまりませんよ。
面白かったのはタコを口にくわえて嬉々としている猫。
タコ捕まえられたらそりゃ嬉しいよね。というのも見どころ?
18日まで上野の森美術館で開催しているのでお時間がある方はぜひ。
昨日は風が冷たくて冷たくて。
でもここまで来たら・・・と湯島方面まで歩いてかりんとうの「花月」へ
ちょこっとお土産を買って、さらに欲(はい、食欲です)が出て
「みつばち」でお茶。
さすがに寒くてアイスを食べるような勇気はわかず、
ハニー焼き?だったかな。ま、言ってみれば今川焼を頂いて、
お腹が温まったところでまた上野まで歩いて戻る。と、そんな休日。
「白」で思い出したけど、2年ほど前に割ってしまった伊藤聡信さんの器。
谷中にある金継ぎnicoさんで漆の直しセットを買ってかれこれ1年。
昨年のお正月に直しに取りかかり、その後何度か工程を踏んで
忙しさにかまけてそのままになっていた。
今年のお正月にようやく最後の仕上げを終えて使い始めている。
あえて漆のままにしているけど、ヒビに入った漆の細い線が
フジタの墨の繊細な線を思わせるようで、なかなか気に入っている。