新潟の木工作家・市川正和さんから
お昼頃電話があり、近くまで来ているので
お店に行きますとの連絡。
これはお店をやっていて嬉しいことのひとつ。
約束をしていなくても、突然であろうと
会える場所があるというのは本当に有難い。
しかも市川さんには来月行う「和の夏小物展」の
ための作品もお願いしていて、作品も持参してくれた。
一部をちょこっとご紹介。
これは黒檀のフレームの中に、古い着物の染め型を
はめたオブジェ。
アップにしたものは江戸小紋の型です。
壁にはもちろん、陽のあたる窓辺に立て掛けると
涼しげだし、映る影もきれい。
少し大きめのサイズのものは伊勢の着物の染め型だそう。
昔は全国の染め型が伊勢で作られていたとか。
使われなくなってしまった道具が市川さんの手によって
新たなかたちで生まれ変わった。
しかも道具として使われているときは
表に出ることはなかったわけだからそれもまたおもしろい。
近くで見ても、遠くから見ても美しいです。
と、日記を書いていたら今度は三重県の
ギャラリー・而今禾のご主人西川さんから
車で東京に向かっているとのお電話。
毎年のように行っていたけれど、お店を始めてからは
而今禾にもなかなか行けずにいる。
それでもこうして会えるんだから有難い。さぁてゴハンでも行きましょうかね。