fleur de neuf avril

月曜日に名古屋から帰ってきました。
新幹線に乗ってしまうと、名古屋はとっても近いですね。
行きの新幹線は気をつけていないと寝過ごしてしまいそう。
先週末は東京のサクラが満開のお花見日和。
名古屋の市内もちょうど桜が満開で、
コブシの花もすっきりと晴れ渡った空に
生成色をした花が映えてきれいでした。
名古屋でのイベントにご来場下さった皆さま
本当にありがとうございました。
またイベントを企画して下さった方々、ご協力いただいた
ショップや作り手の皆さまにただただ感謝。
とりとめのない私の話・・・
誰かの頭の片隅にでも何かが残っていたら嬉しいなぁ。
今回は出版記念も兼ねたイベントでのお話の会だったので、
本の中にも出てくる福島のことをお話しました。
先週福島へ行ってきたばかりなので、こうやって
お話ができる機会を与えて頂けたのだから
私なりの伝え方で伝えていかねばと。
そうはいっても人前で「お話をする」というのは難しいですね。
終わって、帰りの新幹線に乗る頃になって
「あの話はもっと違う伝え方でいうべきだったなぁ」とか
「話足りないことがあったなぁ」とか反省しきりでした。
イベント会場では帰り際に参加して下さった方々ひとりひとりと
ごあいさつしながらあたたかいお言葉をたくさん頂き、
そのことが支えや力になったなぁとかみしめながらの帰り道。
お話会に参加して下さった皆さんにお出しするコーヒーは
この日のためにkajita coffeeのカジタさんが
1日限りのブレンドを用意してくれました。
そしてカジタさんが名付けてくれたそのブレンドの名前が
「fleur de neuf avril」
4月9日の花という意味だそうです。
自宅に帰って来てから花占いで調べてみると、4/9の花はアカシア。
カジタさんから事前にどんなブレンドにしましょうか?とご相談されたときに、
味とか豆の種類ではなく、
「黄色とかオレンジのイメージで」
などと春をイメージする色をカジタさんにはお伝えして
出来上がったのがこのブレンド。
カジタさんはあれこれ言わなかったけれど、
私が伝えた簡単な単語からどんどんイメージをふくらませて
味に落とし込んでくれたのかと思うと、本当に頭が下がります。
やわらかく口の中でふんわりと幾重にも
広がる味わいはまさに花のよう。
そのコーヒーと奥さまの智美さんが用意して下さったいちごのショートケーキが
これまた美しく・・・会場に甘い香りがいつまでも漂っていました。
東京に帰って来てからその余韻を再び味わうように
購入したカジタさんのコーヒー豆で朝食を。
アカシアの黄色いふわふわのようなしあわせな朝。