parasoa

今夜の月はふぅと吹けば飛んで行ってしまいそうな
薄っぺらな月。
明日締め切りのお仕事があって
朝から家で合間、合間に家事をしつつ
お昼ご飯も食べ忘れてパソコンに向かう。
夕方にひと段落したのでそこでやっとお昼ご飯。
陽が傾いてからちょこっと外出をして柳橋近くにある
ルーサイトギャラリーの展示と
カワウソで行われている清水チアキさんの展示へ。
清水チアキさんの展示は明日まで、
ルーサイトでの展示は日曜日まで。
どちらも川沿い。展示はもちろん、
窓からの眺めも最高です。
ルーサイトを出たらジョギング中のSさん(間違い!大変失礼しましたYさん)にバッタリ。
で、カワウソへ行ったら靴作家・UZURAのO君にバッタリと。
久しぶりに会っていろいろ話が聞けて良かった。
旅先で見たという竜巻の話。
できては消え、できては消えていく竜巻。
どんな感じなんだろう?
ニュースの画像でしか見たことがないから上手く想像がつかない。
何でもそうなんだろうな。
知ったり聞いただけでわかった気になってちゃいけないってことなんだな。
自分の目で見てどう思うか判断するべきなんだろうな。
私は竜巻の話を聞いてその景色を想像しながら
ポルトガルのオリャオという港町へ向かって南下する
長距離バスの停留所の風景がなぜか頭にふと浮かんだ。
バス停の名前は「parasoa」
なーーーんにも無いところ。
白くて小さな小花がたくさん咲いていて、ヒバリみたいな鳥が
ピーチク鳴いていて。
そこは現実味のないような、不安になるくらい平和な風景だった。