くまがいさんの器が届く

 郡上八幡から昨日戻って、帰るなりお風呂に入り、早目に就寝。
と言いつつ、ずーっと郡上踊りの「春駒」のワンフレーズ♪~七厘三分の春駒、春駒~♪という音楽(井藤さんちの野衣ちゃんは「一郎さんちの~♪」と歌っていて、本当はこちらの替え歌で覚えてしまっている)が頭の中でリフレインしていて離れない。それならばと、布団に入る前、忘れないうちに鏡の前で踊りをおさらいしてみる。「踊りすけべぇ」(郡上踊りが大好きでたまらない人たちをこう呼ぶらしい)な方たちのようにはなかなか上手くはいかないが、毎年通ってしなやかに踊れるようになりたい!と思いながら床に就いた。
 午前中に荷物が届く。
楽しみに待っていたくまがいのぞみさんからの荷物だ。箱を開けると丁寧に梱包された器たちが顔を覗かせる。その梱包の仕方からもくまがいさんの人柄がうかがえる。プチプチをはずす瞬間、心が躍る。あぁ使いたい、こう使いたいといろんな想像がスルスル沸いてくる。他の作家さんのときもきっと届くたびに同じように思うのだろう。こう感じた初めの瞬間の気持ちはお店を続けていく上でも、これから先ずっと忘れないでおこう。
くまがいさんの器
この器たちは、発注のお願いをする前に「使って頂いて感想を聞きたいんです。」と言うくまがいさんがサンプルを作って送って下さったもの。なんとまっすぐな人なんだろう。私もそのまっすぐな思いに応えるべく、あれこれ使いまわしてみて感想を伝えなければ。