東北、山と道具の暮らし展

水曜日は浅草から移動して、神楽坂にあるjokogumo企画『東北、山と暮らしの道具展』の最終日に滑り込み。本当はワークショップなどにも参加したかったけれど。

でもとにかくあれだけの東北の手しごとが集まり、素材から資料、写真、映像も含めて見ることができたのは、本当に貴重な機会で、実際に足を運ぶことができたお陰でいろんなことを考えるきっかけとなりました。 良いものをたくさん見せて頂いた素晴らしい展示。帰る頃には青空も顔をのぞかせて。jokogumo小池さんありがとうこざいました!

東京で東北のことを知り、今自分はその東北で暮らし始めている。土地に根ざした暮らし、知恵、道具、山の恵み、自然…この心をわしづかみにしているものは何なのか?失われつつあるものを知りながらそこで自分は何ができるのだろう?できないとしても何がしたいと思っているんだろう?

東京の風景のことも重なってなのか、なんなのか、なんだか思いがぐるぐるしてしまって、実家に帰った夜は眠れなくなってしまった。考えてもしょうがないのかもしれないけど、まずはこの考えるという作業が大事な気がするし。

で、昨夜も夫君と寝る直前まで日本人のアイデンティティがうんちゃらかんちゃらなんて話をしてたもんだから複雑な夢を連作で見続け、起きたときにはグッタリ。苦笑それでも考え続けようと思う。