たろう。

昨日、今日で東京&千葉の実家へ。

東京を離れてまだ3年ほどだけど、その間の東京の景色の変化には訪れるたびに驚かされる。良い悪いということでなく、ホントただただポツンと自分が浦島太郎のような気分になってしまってるだけなんだけど。好きだった場所や建物、薄暗い雑雑した裏通りが姿を消し始めている。

それはたまたま自分が居合わせた「今」というときに対しての思いを感じているだけで、まさに時代の変化の狭間を見ているのだなとしみじみ。それを見たり、体験できていること自体貴重なことなのだなと。江戸時代、戦後からしたら10年前の景色だって十分大きな変化だったろうから。浅草界隈の人々はその変化もしなやかに受け止めていったのでしょう。

浅草のアンヂェラスが3/17で閉店と聞いて、ショーちゃんと行ってみると雨の中、外で人が並んでいて少し迷ってお茶はせずに、実家へのお土産にケーキだけ買って帰ることに。アンヂェラスの変わらない匂いってものも健在だった。良かった。

思い出は私の記憶にとどめておこう。昨年の『天然生活9月号』の取材で萬田康文氏が撮影したあのページは永久保存版だ。ありがとう憩いのアンヂェラス。

さてと。

私たちの足はアロマへ。店内には以前にも行けばよく居合わせた常連のおばさんやおじさんが当たり前のようにコーヒーを飲んでいた。テレビではワイドショー。マスターもマスクはしていたけどお元気で。ここは変わらないと感じさせてくれる場所。ありがとうこざいます。