料理をするように

日中はまだ暑かったものの、
夕方の風はサラリとしていた。
家に帰って窓を全開にして風を部屋に通す。
やーっとこういうことができる季節になったんだなぁ。
窓を開けていたら大通りが目の前だというのに
車の音にも負けないくらいに鈴虫の鳴き声が聞こえてきた。
すごいなぁ。近くの公園からだろうか?
ありがとー。聞こえてるよー。
今週の金曜日からくまがいのぞみさんの個展
「料理をするように」が始まる。
ほんと、この展示2~3日前というのは、
毎回私も一緒になってドキドキしてしまう。
もっとどーんと構えていたいけど、「慣れない」でいるというのも
大事な気がする。
先日工房を訪れた際に見せて頂いた新作をほんのちょことだけ。

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私も搬入日まで全貌はわかりません。
今回、オーブン皿(もちろん耐熱)をお願いしているのですが
それがまた良い感じでできあがってきているようです。
土・日の「食堂くまがい」では実際にくまがいさんの器を使用して
瀬戸口しおりさんが料理を用意して下さいます。
メニューは「お知らせ」のページにUPしましたのでご覧ください。

お味噌解禁

お店が定休日の日。
家にこもって一日原稿書き。
さっきお昼だと思っていたらもう3時を過ぎている。
厳しい残暑も昨日でおしまいとラジオのニュースでは
言っていたけれどやはり日中は蒸し暑い。
夕方になって近くのホームセンターへお買い物。
くまがいさんの展示に使う備品の買い出し。
ここへ行くとペットショップコーナーの
犬猫のみなさんにごあいさつをしに行くのだけど、
掃除中のためか、どの子もいなくてがっかり。
冷房が効いているいるところにいるとはいっても
動物たちも夏の疲れが出るんじゃなかろうか?
今夜のおみおつけのお味噌はこの春仕込んだアノニマ味噌を解禁!
(春にアノニマのみなさんと作ったお味噌です)
この夏の暑さのためか、昨年よりも発酵の進み具合が早い気がする。
味も色も濃い。
おみおつけの前にまずはキャベツに乗せてバリバリ。
キュウリにも乗っけてボリボリ。
刻んだネギと味噌、少しのみりんを混ぜたものを
タネを取ったゴーヤの内側に塗って網で焼いて・・・。
美味しいけど塩分取り過ぎ。
おみおつけに入れるときはすり鉢で大豆のつぶつぶを
さらに潰すと大豆の旨みが出てお出汁も要らないくらい。
今年のも美味しいです。

日記を

さぼっている最中にひとつ歳を取りました。
いやはや気がつけば41歳です。
自覚なしですがそんな歳です。
誕生日の日はあの台風の日。
どうも大きな行事ごとの際は大雨降らせてしまうみたいです。
あの日は東京で久しぶりの雨降りの日で
川の匂いというよりも、磯の匂いも飛び越えて
生臭い魚の匂いがした日だった。
四十にして惑わずなんていうけれど、
四十だからこそ惑いますって心境。(あっしかも41歳だし)
そういや昨年も同じようなことを書いていた気がするなぁ。
若いころよりも、今自分がやっていることがこの後の10年後に
ダイレクトに出てくる時期なんだと思うと、正直余計に揺れてしまう。
今までやってきとことを軽んじていたとは決して思っていないけれど、
今まで以上にひとつひとつの判断に重みを感じる時期が来ているような気がする。
今日は銀座松屋さんでの展示を見た後に
数人で銀座のライオンへ。
ここのところ飲んでいても頭の一部分は常に覚醒している感じ。
ちょっと長いトンネルに入っている時期なのかも。
トンネルを抜けるとそこは・・・
そこには何があるんだろう?
自分でわからないのであれば、勘だけを頼りに
流れに乗ってみるのもひとつなのかもしれないなぁ。
雨上がりにした川と海の匂いが入り混じった生臭さは
まさに今、ウロウロとしている自分そのもののような気がして
ちょっと気持ち悪くなった。
決して飲みすぎたのではなく。

早々に

日が沈むのがずいぶんと早くなった。
おまけに?(おまけにじゃないか)
犬や猫のように人間にも冬毛というのがあるのか
生え換わる時期があるのか?
まだまだこんなに暑いのに最近よく髪が抜ける。
掃除をしているとびっくりする。
今日はお店が終わってから早々に家路へ。
ちょっと夏の疲れが出始めているのかも。
早々にゴハンを食べてお風呂で半身浴。
早々に就寝予定。
整体の先生にお借りした「利休にたずねよ」(山本兼一著)が
おもしろい。時代を遡ったりいろんな角度から見た
利休像が語られていて。
もうすぐ読み終わってしまうのがもったいなくて
まだまだ読んでいたい気分。
二畳の茶室ってどんな気分なんだろう?
その狭く限られた空間でも気持がゆるりとほどけるしつらえとは・・・
なんてお茶を習ってもいないのに想像をめぐらしてみたり。

新蕎麦を

昨日できなかった分、今日は掃除をしたり
メールや細々としたことを午前中に済ませる。
でも思っていたことの3分の2しかできなかった。
が、3分の2できたことを褒めることにする。
自分に甘いと思うけど今日は良しとする!
うむ。うむ。
夕方からIさんと待ち合わせをして
浅草でお茶をしてその後は新蕎麦を食べに
与之助さんへ。
Iさんとゆっくりゴハンをご一緒するのは
本当に久しぶりでいろんなことを聞いたりお話させて頂いた。
途中でOさんも参戦。
ゲラゲラと笑い話をしながらも、頭の隅っこの方では
この先10年のことをまたぼんやりと考えていた。
この暑さのせいなのか何なのかなんだか頭の中が
ウロウロふらふらと揺れている。
今日のお蕎麦は新蕎麦で十割!
十割なのにつるりとなめらか。
あの界隈のお蕎麦屋さんの中でも1番早いんじゃないでしょうか。
次回はMさんと一緒にまたぜひと約束をして I さんと別れた。

浴衣祭りファイナル

この暑さのお陰で9月に入っても
浴衣を着てもまだ大丈夫。
ってことで昨夜はご近所さんが集まって
再び浴衣祭りinともすけさん。
お店が終わってからアノニマMさんと浴衣に着替えていざ!
お祭りがあるわけでもなんでもないのに
浴衣で歩いていても違和感のない界隈っていうのがなんだか気持ちいい。
暑さはもう勘弁!と思いながらも
今年はこれで浴衣も着納めかと思うとそれはそれでちょっと寂しくなった。
ちょっと調子に乗って飲みすぎたか?とも思ったけど
自分では案外としゃっきりだったような。(たぶん気のせい)
今日は夕方から美容院へ。
午前中に色々やるつもりでいたのに体が動かず
布団の上でゴロゴロ。
食は細くもなっていないしピンピンしているつもりだけど、
体は暑さに対しての防御策なのか、寝てろといわんばかりに
眠くて眠くて仕方がない。
やることはいっぱいあるけど、一応休日なので抵抗せず
体の声に従うことに。
出かけるギリギリまでそんな風にしてダラダラと過ごす。
コーヒーを飲んでようやく頭がしゃっきりしたところで出発。
美容院も気づけば2カ月ぶり。

BAR カワウソ

お店が終わってからアノニマMさんと
ご近所の事務所カワウソへ。
うーん川風が気持ちいい。
相変わらずの猛暑だけど、
ここに吹く風はサラサラとした秋の風だった。
M田シェフがイタリア出張に行っているので
本日はOシェフの料理を頂く。
Oさんのお父さんが育てたという野菜を使ったパスタ。
自家製のバジルソースも美味しかった。
ってお店じゃないですよ。ここは。
シェフと呼んでるお二人は本業は写真家ですし。
M田さん、今頃イタリアで何食べてるんだろう?
それにしてもここにいると時間の流れが止まってしまう。
3時間があっという間。キケンだー。

くまがいさんの工房へ

打ち合わせも兼ねて今回もくまがいさんの工房を訪ねた。
「散らかってますから」
なんて、くまがいさんは言っていたけれど
まったくそんなことはなくて、できあがった器、
これから焼くのを待っている器、乾燥させている器と
いろいろあって、それらのものに囲まれているだけで
とってもワクワクした。
DM用の新作はまだまだほんの一部。
ギリギリのところまでくまがいさんはつめて(攻めて?)くる。
いやぁー今回もいい器が揃いますよ。
展示の仕方やイベントの準備などのあれこれを相談していたら
ドキドしながらも心底楽しくなってきた。
食堂の試食やイメージのすり合わせもして
どんどんリアル感が増してくる。
あと私は何ができるだろう?
こまごまとした準備はあるものの、結局モノを生み出すのは
作り手であるくまがいさん。
私にできることといったら傍でウチワを煽ぐくらいかも。
どうぞどうぞ17日からの展示をお楽しみに。

ボヤボヤと歩いていたら

今朝、電車に乗ろうと駅の通路を
ボヤボヤと歩いていたら前から知っている顔!
コンタクトをつけていなくてもすぐにわかって
「えっ?なんで?」とびっくりして大声を出してしまった。
正面からやってきたのは埼玉在住のイサドさん。
こういう出来事はたびたび日記に書いているけれど
その度に本当に驚かされる。
ほんの数分どちらかが早かったり遅かったり
違うルートを使っていたら会わないわけなのだから。
先日の高知でも羽田の搭乗口でU先生とバッタリお会いし、
そして高知空港ではなちおさんと一緒に
リーダーがお迎えに来てくれた。
その時も「えっ?なんで?」と同じセリフを言ってたな。
毎日いろんなことが起きている。

昨日と今日と

祐天寺のマーゴで
なっちゃんのバースデーパーティー。
みんながなっちゃんのことが大好きで
そして食べるとホロホロと気持がほぐされて
シアワセな気分になるなっちゃんの作るお菓子も大好きで。
なっちゃん、ピカピカしていたな。
久々のマーゴもこれまた幸せの皿の数々。
あぁいい夜だった。
と、ここまで昨日のうちに日記を書いていたのに
更新しないまま寝ていたらしい。
家に着いてお風呂に入り、お風呂から上がって
クーラーで涼んでいたはずが、いつ寝たかも覚えていないくらい
バタンとスイッチが切れていた。
夢にうなされたわけでもないのに
夜中に「はっ」と目覚めて心臓がバクバク。
眠くて仕方がないはずなのになぜか目が冴えてしまい、
おもむろに携帯を見るとメールの着信が。
思いもよらない内容で悪い夢であって欲しいと思いながら
携帯を握ったまま眠れなくなってしまった。
ジタバタするしかできない自分はなんて無力なんだろう。
今日は昨日の続きなのだと思っていたのに
そうじゃないことが起こる。起きてしまう。
今日はお店にM野社長が立ち寄って下さったり、
Y沢さんが野菜をお土産で持ってきてくれたり。
あと数日でご出産という妊婦さんが偶然お二人も。
そしてかわいらしい仲良しのちびっこ兄妹とおしゃべりしたり。
なんとありがたいことなんだろ。そのことでずいぶんと救われた。
明日から9月。また新しい1日が始まる。